「奇跡」とは、常識で考えられない神秘的な出来事ですから、安易に使う言葉ではありません。
それでも敢えてMTSで使う理由は、意識して“奇跡的体験”に挑戦するのがMTSだからです。
MTSによる奇跡とは
① 「個人」はみな凡人ですが、相互のアドバイス力や提案力で、天才的パワーが生まれます。
例えば、5つの指を人で考えます。一本の指だけでは、引くか押すしかできませんが、他の指と連携して「つかむ」パワーが生まれます。これが1+1を2以上にする「集団天才力」です。
この相互連携パワーを、マネジメントの全プロセスで取り組むのがMTSです。
凡人の集団が、相互連携で集団天才となることをMTSは「小さな奇跡」とし、その積み上げで「大きな奇跡」の実現を目指します。
② 通常、計画は「目標のスケジュール化」ですが、MTSの計画は「目標のストーリー化」です。
目標と計画がストーリーになると、自分だけの計画でなく顧客、上司、部下その他を巻き込んだ全員主役型のドラマになります。これをMTS三原則で組織的に推進していきます。
そして仕事は、足し算でなく「掛け算」になり、関係者の総力で奇跡的成果を創出します。
③ 個人も集団も、知識や情報として得たことのどれだけを実行しているでしょうか?
知と行が表裏になる仕事をしたら、今より何倍もの生産性向上や問題解決になります。
これを常に意識した会議や話し合いをしましょう。知と行が表裏になれば、必ず奇跡が起こります。
知行合一の継続は、100%の目標達成を可能にし、奇跡的体験が現実になります。
人生とは、奇跡の連鎖の中に形成されています。
そのように意識することで、日々に感動や感謝を感じ、次の奇跡的体験へと連鎖するのです。