「ねえ、貴方は誰なの?」





深夜三時、謎の夢を見て目覚めた。


それは知らない女性が、私に近付いてくる夢だった。





「せっかく聞こうとしたのに、」





夢はすぐに忘れるものだというのに、今回の夢は脳裏に焼き付いて離れない。だというのに、顔はぼやけてしか浮かばなくて、唯一覚えているのは整った顔だったということだけ。





 





「でさ、今日全然知らない人に近付かれる夢見たんだけど。」




天「何それ笑、詳しく聞きたい笑」




「ほんっっとに顔は覚えてないんだけど、声も出さずに暗闇を独り歩きしてる人がいたの。その人が急に近付いてきて…」




「私、悲鳴も出さずに『貴方は誰なの?』みたいなこと聞いて…そこから目覚めちゃったんだよね。」





天「変な夢。怖すぎ。私だったら叫んでる。」




天「夏鈴もそう思わない?」




夏「ん、聞いてなかった。」




天「だーかーら!ひかるが変な夢見たって!」




夏「どんな夢?」




「知らない人が近付いてくる夢。」




夏「へー、夏鈴寝るわ。」




興味無いのかよ。まあ夏鈴らしいけど。




天「ほんと、夏鈴ったらマイペースすぎる笑」





天「また変な夢見たら聞かせてよ。意外と面白いし。」





「そんなこと言ってくれるの天だけだよ。ありがと。」





天「じゃ、私も屋上で夏鈴と寝てくる。」





「はいはーい。」






結局、あの女性のことは分からないままだった。







あの人が、気になる。







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笹宮の推しメン、関有美子ちゃんの誕生日ということで、投稿再開させちゃおっかなと。



有美子ちゃん!!!24歳のお誕生日おめでとう!!愛してます!!!結婚を前提に付き合いたいと言いたかった人生でした!!!!



…こんなの見られたら恥ずかしくて顔が真っ赤になります。





テスト終えてきました。自由です。最高です。





では。