同居してからは、そんな変という訳でもなく、友達が一人増えた感じがした。
彼氏に振られた理由が未だに分かっていないが、聞いたら嫌な顔をされるから言わないようにしている。
保「ひぃちゃん、寝よー!」
保乃ちゃんは、私の事をひぃちゃんと呼ぶようになった。
私と保乃ちゃんは3歳差で保乃ちゃんの方が年上。なのにこんなに距離が縮まるなんて嘘みたい。
「はいはい、寝ましょうね。」
精神年齢は私の方が上だと思うが。
保「ひぃちゃんすきーー!」
保乃ちゃんは私を抱きしめて、苦しめる。
それを見て「可愛ええなあ」なんて言って、こっちはそれどころじゃないというのに。
「私も好きだよ笑」
保乃ちゃんは捨て猫ではなく、捨て熊だった。
猫のように甘えたりもするが、熊のように苦しめてくる。
でも、保乃ちゃんはネコではない。
実際には、私がネコなのだから。
保「今日もひぃちゃんの可愛い声聞きたいなあ笑」
「はいはい、お望み通りにどうぞ。」
─────────────────────────
あっ、ネタ切れです。(定期)
では。