「go to」に関する基本的な考え方について。 | なちゅの市川綜合研究所

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10月1日より東京も「go to トラベル」キャンペーン適用開始となり、晴れて全国で本格導入となったほか、同日より「go to イート」も開始されたのはご案内のとおりです。今回は本キャンペーンに関する基本的な考え方(個人的な参加方針)について整理したいと思います。

 

先ず「go to イート」については節度を持って参加したいと考えています。理由は新型肺炎による店舗休業で手持ちの株主優待券の消化が間に合っていないので、そちらの消化をまず優先させたいというのが主です。勿論、「go to」対象かつ、優待券使用可能店舗であれば“二重取り”みたいなことも可能ではありますが、そういう店舗を探す手間や、予約の手間、発生ポイントの期限管理手間・期間内消化手間といった追加発生コストを考慮すると本当は楽しいはずの外食の効用が目減りしまうので、そこは意識的にあまりこだわらないようにしたいと考えています。

 

個人的にはこの「go to イート」については、優待クロス取引の亜種という捉え方をしています。クロス取引は各証券会社での在庫の確認手間や、現物購入や売りの返済といった売買手間、それに金利や手数料といったコスト発生があり、それらを費やした上で暫く待たされた後で貰えるのが有効期限付きの食事券であったりするので、よく似ていると思います。クロス取引は制度信用で高額逆日歩でも食らわない限り、経済的観点においては得するケースの方が主流かとは思いますが、これに各種手間の時間コストを考慮すると“手取り”は目減りします。ただ本項では単にクロス取引に似ているというだけで、その是非について論じる趣旨ではなく、まぁこの辺は個々人のお金や時間の考え方の次第で取り組めばいいのかなと思います。

 

その一方で、「go to トラベル」については積極活用を考えています。こちらは手持ちの旅行系株主優待券が殆ど無い・・・というのもありますが、やはり実質半額でホテル泊まり放題というのは大きいです。行ったことのない地域の新規開拓が出来るので、様々な知見が広がるきっかけとなるほか、非日常性の強い旅行は感性が磨かれるため、経済的なメリット以上に今後の自分の成長に資するものになると思います。また、東京近郊にお住まいの方はわざわざ東京のホテルに泊まったりなど普通はしないでしょうから、これを機会に★の数の多い高級外資系ホテルなどに泊まりまくって、併設のレストランやホテルバーなどに行ったりしてみるのも善い人生経験になろうかと思います。

 

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