三井不動産による日本橋室町地区の連鎖的開発のひとつである「コレド室町テラス」
がが9月27日に開業したので早速視察に行ってきました。併設のオフィスビルである
「日本橋室町三井タワー」にはBCGなどの大物テナントが入居しているようです。
基本的にはB1F→2Fの商業3フロアで構成されていますが、アネックス棟で北海道
の石屋製菓がカフェ併設の業態を出店しています。札幌の「白い恋人パーク」等で
食べられるソフトクリームをここでは販売していました。
2Fフロアは本館のキーテナントである「誠品生活」がフロア一括で入居しています。
「誠品生活」は代官山等にある「蔦谷書店」のモデルとなったとされる台湾発のセレクト
ショップであり、本邦では初出店となります。書店だけでなく、各種雑貨や、食物販にく
わえて飲食もショップ・イン・ショップ形式で入居しています。
台湾のイメージどおりの雑貨や、茶類等も充実に取揃えています。私は凍頂烏龍茶が
好物であり、でも急須等茶器で入れるのはめんどくさいので、ティーバッグを買おうとし
たのですが、15個入りで3,800円という中々のお値段でしたので見送りました。。
お目当ての凍頂烏龍茶を買えずに下を向いてしょんぼりしながら、出店祝いの胡蝶蘭を
眺めていたら、見覚えのある会社の文字が・・・「株式会社クオカード」。そうです、
実はここ「誠品生活」は、書店大手の有隣堂がフランチャイジーで運営しているため、
クオカードによる商品購入が可能になっていたのでした。
そうなると話は別で、昨今のQRコード決済による還元キャンペーンで出番が減っていて
我が家の机の奥で大量にうなっている未使用クオカードを引っ張り出し、この硝子製の
竹型日本酒器を購入しました。1枚目の写真が購入前、2枚目の写真が購入後の写真
です。7500円位しましたが、ちゃんとクオカードでの決済が出来ました。
(凍頂烏龍茶ティーバッグの購入意欲は一体どこに行ってしまったのか・・・)
蛇足ですが「誠品生活」って「無印良品」とネーム被りしていると感じるのは私だけではな
いと思いますが、食物販エリアは「無印良品」っぽいMDになっている売場もありました。
飲食エリアも一応「誠品生活」ではありますが、さすがにこちらではクオカードの使用が
出来ないのではないかと推察されます。飲食のキラーテナントは、「富錦樹台菜香檳(
フージンツリー)」でとなっており、本邦ではWDIによるライセンス方式で運営しています。
洗練された台湾料理をシャンパンとともに味わう・・・というのがコンセプトであり、同社
運営の「添好運」同様に、成長期待値が非常に高い業態になっております。「添好運」
は認知度の低い頃は空いていることもあったのですが、ここは初っ端から長い行列に
なっており、当面の間は簡単に入れないかもしれません。
長くなってきたので「誠品生活」以外の店舗も少し紹介しますと、福岡・天神から出店して
きた「だしいなり海木」です。お持たせ用のいなりずしであり基本テイクアウトの筈ですが
この日は既に120分待ちになっていました。著名芸能人などからの胡蝶蘭もあり、業界で
も使われる差し入れアイテムなのかもしれません。
富山・高岡の有名な錫製品ブランド「能作」です。既に銀座松屋やパレスホテル、全国の
著名百貨店にいくつか出店していますが、なんとここは路面店として導入されています。
出店祝いの胡蝶蘭には富山銀行や北陸銀行の名前が連なっているほか、DBJからも資
金調達しているようです。ここは私も愛用しているので、是非上場して欲しいところです。
トライステージの「日本百貨店」も出ていました。まぁこの辺はイメージ通りの導入です。
いかがでしたでしょうか。日本橋室町自体はそんなにアクセスが良い場所ではないので、
少し時間が経てば館内も空いて回りやすくなるかと思いますので、是非クオカード持参で
訪館いただき、「誠品生活」でお買い物いただきたいと思います。なお、ご紹介した店舗の
他にも飲食店を実際に視察しているのですが、そちらのご紹介は別の機会に譲りたいと
思います。
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