“懸賞マニア”の延長として、軟調相場をやり過ごす。 | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

IMG_3764.jpg

第一生命やリクルートの上場の時もそうですが、大型上場がある時は相応の量の換金

売りが出て軟調になるものですし、一年を通して全般的に軟調だった年の年末は、節税

売りが出て軟調になるものですので、そういう意味では今年はたまたまそれが重なって

程度が多少酷くなっただけなので、わりと教科書通りの師走相場なのかなと感じてます。

まぁそんなことを言っても、軟調相場が続いて、やっと何日か反発したと思って買いなお

したらまた直ぐにズトンと落とされるので、疑心暗鬼になりやすい相場つきであることも

また事実であり、ブログやTwitter等の株クラスタも少しずつ過疎ってきていることから、

個人投資家のマインドは相変わらず冷えていると思います。「そろそろ買い場かな」、と

思って冬のボーナスで株を買い増したりでもしていようものなら、速攻で含み損になって

しまったケースも想定され、口座のログインすらしたくなくなるのは人情かと思います(笑)

 

ただ、こういう相場つきの場合、別に無理して相場に向き合う必要もないと考えており、

株を持っていることなど一旦は忘れて、封筒で手元に届く株主優待券や配当だけで楽

しんだり、(株ではありませんが)ふるさと納税や、PayPayのようなライフハックに精を出

して、投資家というよりも“懸賞マニア”の延長のような感覚で日々を過ごし、軟調相場

は全部見なかったことにしてやり過ごすのもひとつの手だと思います。株価の値動きや

含み損をわざわざ確認しにいって、毎日毎日メンタルをやられにいったりするするくらい

なら、いっそのこと完全無視でもいい位だと思います。

 

また、クロス取引もそもそも投資ではなく、単なるライフハックに近い(売り在庫の獲得

テクや逆日歩傾向の把握などは、スーパーの限定特売品や安売チラシの研究に近い)

ので、そのようなクロス取引に興味の方向性を向けてしまうのも一つの手かと思います。

 

軟調相場をうまくやり過ごすコツは、単に相場内での無理やり銘柄を入れ替えたりなど

の立ち回り対応ではなく、このように相場への取り組み姿勢自体を薄くしてしまうことで

スキップしてやり過ごしてしまうことが出来ます。また、このような相場では、自分にとっ

ての適切な距離感を見定める良い機会だと思いますので、ご参考までに。

 

会社四季報 2019年1集新春号 [雑誌]

新品価格
¥2,200から

*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。 

特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に 

基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。


このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村