いんべすとばいお【下】/投資戦略アウトルック (2013.12.27) | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

いんべすとばいお【上】はこちら
  http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11736476288.html

■いんべすとばいお【下】

上編からの続きです。みっつ目の理由は、バイオ株がすでに新興市場の
メインストリームの一角となっている点です。

これまでのバイオ株は数年に一度、下手をすると十年一度とか
そういうレベルでしか相場らしい相場がなかったものですが、
今年の新春相場の後にもそれらしいリバ相場があったりしたので、
時代を移ろいを感じます。

もちろんバイオ銘柄の数自体がどんどん増えたせいもあるのですが、
楽天やサイバーの様な大型新興株が上位市場に鞍替えしてますので、
今後は更にバイオ株のプレゼンスが向上する可能性もあります。

とするならば、新興市場は相対的にバイオ株の影響を受けやすくなって
ますから、ガンホーやミクシィ、古くはDeNAやグリー、もっと昔であれば
ソフトバンクの様に個人投資家の体温計としてみる必要があります。

貴方や私の持っている新興市場の万年割安プチ高配当バリュー風味株は、
「パズル&ドラゴンズ」の様な個別のウルトラ材料でもない限り、
新興の主力株が物色され始めて、やっとこさ底上げされる対象です。

ただ新興の主力株が一度くしゃみをすれば、やっとこさ機種をもたげ始めた
出遅れバリュー風味株が風邪を引くことは皆様もよくご存知だと思います。

だから、新興市場の動向を適切に読む上でも、バイオ株を毛嫌いしてはいけ
ない時代ということになります。バイオ株を買わないにしても、それとなく
動向を確認しておくだけでも、新興市場投資の大きな一助となるでしょう。

長く市場に生き残るために、バイオに限らず広い視野を持ちたいものです。

ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2014年 02月号 [雑誌] (人気500銘柄激辛診断&楽天ポイント10倍ワザ&NISA入門&桐谷さん優待ゆく年くる年&株入門&四季報に対抗! 株データブック復活)

新品価格
¥700から
(2013/12/21 07:30時点)




このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村 株ブログ 株主優待へにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へにほんブログ村 株ブログ 新興株へ
にほんブログ村