先日はロジカル・シンキングの研修に行って来ました。
私がカタギの仕事で所属する会社では、従業員に対して外部研修に所定回数
参加することを課しており、その義務を果たすためというのが第一義ですが
日々の業務で知りえない知識等を身につけたいという動機もあり、
前向きに参加することにしています。
やはり毎日ほぼ同じことの繰り返しでは、新しいことに触れる機会もなく
『目の前にある仕事、それだけが全て』みたいになってしまうため、
一旦やり方さえ覚えてしまえば、後は学習効果で楽になっていく世界です。
これでは自らの成長はありませんので、由々しきことです。
研修の参加者は意識の高い人が多く、刺激になるのも良いです。
人材に多様性のある会社さんもあると思いますが、日本の会社というのは
概して人材のレベルが均質化していて、具体的には私の所属する会社でも
似たようなレベルの大学出身者が多く、保守的な考え方の人が多いのです。
また、普段とは違う環境に身を置くのは気分転換にもなります。
毎日同じ時間に、同じ場所に行き、同じ仕事をするのでは、なんとなく閉塞感
があります。今回は丸の内エリアだったのですが、私の勤務するエリアとは
空気も、ビルのグレードも、ランチの物価も、その辺を歩いている人(娘)も
全てが違います。色々な会社の本社があって楽しいというのもありますね。
ということで、会社の研修というと日常業務の妨げにしかならないという
主に義務感に由来するネガティヴなイメージを持たれる方も少なくないと
思うのですが(かつての私もそうでした)、視野を広げてみるという点においては
なかなか良いものだと思います。
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