本日大徳寺塔頭の興臨院の特別拝観と、その前に同じく塔頭の
芳春院で御朱印を頂きましたので、その模様をお伝えします。
またその後、雨宝院、本隆寺、閑臥庵にも行きましたので、
そちらは後日あらためてお伝えします。
大徳寺は何度となく行っていますが、興臨院に行くのは今回が
初めてになります。
御朱印は書置きのみというのも知っているので、御朱印もらい隊
としては足が向かないのですが、庭園が素晴らしいとのこと
なので庭撮り隊が出動となりました。
とその前に、10:00拝観開始ですが、少し前に着いてしまったので、
前回訪問して御朱印を頂けなかった芳春院に、だめもとで再度
行ってみようと思いつき、先に芳春院を訪問しました。
芳春院
芳春院は前田利家の夫人が開いた大徳寺の塔頭寺院で、
前田家の菩提寺になっているとのこと。
素晴らしい庭園もあることは知っていますが(前回訪問時にチラ見)、
非公開なので見ることはできません。
芳春院の駒札
緑が美しい参道
花や紅葉の時期は素晴らしいことでしょう
入口
例によって手強い入口ですが、左のくぐり戸を押して入ります。
入ってすぐ右が庫裏になっており、こちらでお願いします。
住職が出て対応いただきました。
私:「御朱印を頂けないでしょうか?」
住:「うちは書いてないんですよ」
私「そこを何とか・・以前書いて頂いたことがあると人から・・」
住「わかりました、とりあえず御朱印帳かしてみて・・」
奥に戻って「墨あったかなー」みたいな声が聞こえたような・・
待つこと5分ほどで住職の子供さんらしき人が持ってきてくれた。
「楼閣山水」
200円だというので、言われた通り出し、
丁重にお礼を言って退出。
御朱印頂くのも時に交渉が必要ですね。
今回は二度目でうまくいきました。
その後興臨院の特別拝観に向かいました。
興臨院
9/12~9/22で特別拝観中なのですが、10/10~12/15で再度
特別拝観をやるのです。
・・なんだかなー いっそ年内ずっと開けてろよと思うのは私だけ?
興臨院の表門
重要文化財で大徳寺の中でも有数の古い門らしいです。
興臨院の駒札
ここも畠山氏の菩提寺だったところへ、畠山氏没落後、
前田利家が本堂を修復して、以後前田家の菩提寺となった。
興臨院の御朱印
入口で拝観料を払う時に、書置きの御朱印が山になっているのを
ちょっと借りて撮影、当然私は頂きません。・・残念
内部は撮影禁止なので、方丈庭園だけご紹介
興臨院の方丈庭園
思ったより立派な美しい枯山水庭園でした。
作庭は足立美術館の庭を手掛け、昭和の小堀遠州と言われた
中根金作が、資料を基に復元させたとのことでした。
御朱印もいいけど庭もいいなーとあらためて思いました。
一度私の選んだ庭園BEST15というのをやってみたいと
思い密かに準備中です。
以上興臨院の特別拝観と芳春院の御朱印の巻でした。