昨日に引き続き
仏教の言葉を紹介します。



鳥啼山更幽


鳥ないて山さらにしずかなり



皆さんイメージしてください。


静まり返った山の中を
あなたは1人歩いています。


すると、


木々にとまっていた鳥たちが
一斉に美しい声でさえずり
大合唱をはじめます。


しばらくたって


鳥たちは羽ばたき
大空に去って行きます。


そして


山の中は再び
静寂さに包まれます。


鳥たちが鳴く前の静けさと
後に戻ってきた静けさ


どちらがより静かに感じますか?


そう


鳥が去った後の方が
水を打ったような
静けさを感じます。



この鳥の鳴き声は


私達の人生におこる
トラブルや難題のこと




起こっている時は
ざわざわと騒がしいが、

それらは必ず過ぎ去る。


そして


過ぎ去った後は、
前にも増して穏やかになる。


ということです。



私達は、

騒がしさがあることで、
自分たちが今まで
どれほど幸せだったのか
ということに気づき、


再び取り戻した幸せに
心から感謝する


日常の幸せに気づく心を
養うことも大切だよ。


という教えでもあります。




私自身、
おかげさまで、最近は、
大きなトラブルや難題は
発生していません。


もちろん小さな問題は
ちょこちょこありますが、
心が大きくざわつくことも
少なくなりました。


本当にありがたいことです。




もし、今、
難題にぶつかっている方が
このブログを
読んでくださっているとしたら


鳥啼山更幽


必ず鳥たちは鳴き止み、
静寂を取り戻すのだと
信じてもらえば嬉しいです。



瀧本光静先生のブログ
⬇️
その後に静寂があります。