品川発24歳ギラギラテクニック

リラックスしながら、色々頑張りましょう。パッションを大事にして一緒に幸せになりましょう!この、うさん臭ささがいいでしょ?

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ブレイク

11話まで書いて、

ふと

筆を休めた途端、

なんてチープな内容なんだ

と落胆したり。(笑)


逆に……だったり。

不思議ねぇ。

かなり自分と向き合う
羽目になりましたが、

良い経験です。

なんか、設定が幼すぎたなぁ。

社会人として働いている人が読んだとしたら、
もしかしたら

ある種、

非現実的かな。(笑)


ふと
読む分には、
いいかも、なんてね。


もっと今っぽい題材を
是非

そのうち。


まずは、完結が先っすかね。


も、もういいよって!?


たしかーに。







第11話

何度も会場中にアナウンスがかかったが、


杏は最後まで姿を見せることは無かった。

この後メドレーリレーの決勝を控えている杏が、会場を去っとは考えにくい。

電話やメールを入れたが返信は一向に無かった。


結局、レース前の100M自由形の召集所まで付き添った後で

「由香、私が溺れたら助けてね?」

という言葉を聞いたのが最後だった。

私は何も躊躇わずに、冗談で

「男に?」


と返しスタンドに戻った。

杏はそのレース以来、姿を消してしまった。

後に死亡が確認され、他殺である証拠も揃い、

お通夜も開かれたのだが。

「ご愁傷様です」

と声には出したものの、頭を切り替えることが出来ずにいた。

私はこの犯人を今でも追いかけている。

たった今も。


調べていくうちに色んなことが分かってきた。

そのことを踏まえてあの頃の生活を振り返って見ると、


ぞっとする。

第10話

杏と緩やかな下り坂を歩いていた。


ビーサンが地面を鳴らす音以外に、ゴロゴロする音が


背後からしている。


杏と共に振り返ると、スケボーに乗った貴司がゆっくりと


滑ってくるのが見え、障害物をピョンと飛び越えたりして


結構上手い。


滑りながら食べていたアイスがとても美味しそうに見えた。


なので私達も途中のコンビニでアイスを買って


目当ての場所へ向かった。



駅前の小さなスペースでストリートミュージシャンがよく演奏をしていて


よく私達は何気なく足を運んでいた。


今日はオリジナルの曲を演奏するバンドらしく、ちょっと残念だったが


しばし鑑賞することにした。


ちょっと間奏部分が長いバンドだったけど、それが逆に新鮮だったし


いいバンドだと思う。


このバンドが成功するかどうかは分からないけど、


少なくとも私はあと5年くらいは忘れないだろうと思われる


すごくいい詩を歌っていた、気がする。


ちょうど夕日が綺麗でそんな気分になったのかもしれないのだけれど。


杏はバンドの人にMDを貰えないかと頼んで、私の分も貰ってきてくれた。



少し先の話になるが、


杏はそのバンドにすっかりはまって、


全国大会の100M 自由形決勝レース


の前にもこの曲を聞いていた。


そして大会新記録で優勝する。


レース後のクールダウン用のサブプールで


杏を見かけたが、


大会新で優勝した安堵感からか、どこか


心ここにあらずの状態であった。



レースとレースの合間に表彰式が行われるのだが、


100M女子自由形の表彰式に杏の姿は無かった。

第9話

さて、肝心の練習が始まり、私は3コースを泳いでいる。


相変わらず、1コースの杏や海は速い。


今日の練習のシメは、50メートル×2本の


タイムトライヤルだった。


1本目は自由形。


自由形といっても暗黙の了解で皆クロールを泳ぐ。


2本目は自由形以外の泳ぎ。私は平泳ぎである。


2本ともベストタイムではなかったが、イメージ通りに泳げて良かった。



ちなみに女子メドレーリレーは、


綾が背泳ぎ、私が平泳ぎ、海がバタフライで、杏がクロールである。



練習が終わり、着替え終わると17:30であった。


髪の毛を乾かす為、蒸し暑い更衣室を出た。


タイルの上を素足で歩くには熱すぎたので、水に濡れている部分を


探して、そこで髪を拭いていた。


さっさと着替え終わった淳やテツが帰ろうとしていたので


バイバイをして見送り、着てたメールに返信をしてたりした。



照りつける太陽であっという間に体は乾き、


耳の中と鼻のムズムズが妙に際立った。


ふー疲れた、疲れた。熱い熱い。


メッシュキャップを被って、鼻のつーんとする感じを


味わいながらぼーとしていた。


ヤス、塩素入れすぎ。



更衣室の中から 


「マリちゃんバイバーイ」という杏の声とマリーンの笑い声が聞こえた。


2人もとても仲が良い。


杏が出きて、帰ることとなった。


杏のビーサンがかわいかったので


今日はお互い交換して履いて帰った。

第8話

例の彼女・・・こんな書き方するとドクドクしいけど、


すごくナチュラルな子で名前は杏。


泳ぎはというと、どんな大きな大会に出ても


負けたところを見たことがない。


既に色んな学校から推薦の話しが来ているが、


彼女は勉強がまるっきしダメで


将来は美容師になりたいとのこと。


結構いろんな人の影響を受けやすい体質らしく


気分の浮き沈みも人並みにあり、ごく一般的な子だ。



そう、こんなに速く泳げるのに、あまり水泳に固執せず、


とりえずの部活といった感じ。泳ぐのは学校だけで


終われば友達や彼氏と普通に遊んでいた。


もちろん私もしょっちゅう一緒に遊んだ一人である。

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