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株式市場に入って6年ほど経ちました。
まだまだ全然素人の域を脱していませんが
債券になるともはや入り口にも到達していない状況です。
債券と株の関係についてはよくセミナーなどでよく聞きますし
株と債券を合わせて持つと良いというような事もよく聞いたり見たりします。
なぜかというと株と債券はシーソーの関係にあるため
株が下がったときに債券が上がることによって株の下げを
マイルドに緩和してくれる・・そういう風な解釈でとらえています。
しかし、債券と株がシーソーの関係というのがいまだに理解できないでいます。
この辺りは債券をしっかり勉強している人からすると常識的な
ことで当たり前のことなんでしょうが難しい・・・。
googleで調べると以下のようなことが書いています。
株価が上昇すると、株式に魅力を感じる投資家が増えるため、
債券の需要が減り、その価格が下がる傾向にあります。
債券の価格が下がると、債券の利回り(つまり金利)は上がります。
逆に、株価が下がると投資家は安全な資産を求めるため、
債券が買われ、債券価格が上昇し、
その結果、金利が下がることになります。
この辺りは理解出来ます。
債券利回りが3%だとして株が10%で上昇するなら
どっちがいい?というならほとんどの人が株の10%上昇を
取りますよね。
そして債券3%まま株がマイナスになるなら債券に移動する。
ということで債券が買われやすくなる・・・。
ということになる。
ここまでは理解出来ます。
ただ、株式市場の中でもアメリカ10年債利回りが上昇した時には
株価も下げる傾向があるように見受けられます。
これって債券利回りが上昇しているので債券は下げている。
それでもって株価も下げている・・・となると
両方とも下げている状態でシーソーになっていないような
気がするのです。
債券のほうが株より下げ幅が小さいから大幅な下げを回避できる!という点では
確かに債券のほうが株より変動が少ないためそういう点では
株と債券を組み合わせるとマイルドになりますね。
3%下げた株と1%だけ下げた債券を半分ずつ持っていると
したら全体で2%の下げで収まったということになる。
しかしシーソーのように片方が下がったら片方が上がるというものでは
なさそうです。
ただ、これはごく短期というかその日その日の考えです。
債券と株はシーソーの関係というのはもう少し長い期間での
話かもしれない?ということ。
株が下がってきたから債券にシフトしようという考えは
1日だけの考えではないということ。
株が下がってきたな~どうしよう、ウォッチしよう。
しばらくウォッチしてダメかな。債券に乗り換えようという
期間が長いということ。
1日ですべて行うなら債券が下がったら株は上がる。
株が下がったら債券は上がる。ということになりそうです。
しかし1日以上の場合は一時的に株と債券が両方上がる。
もしくは両方下がることもありえるのでは?ということ。
長期で見ると・・・
アメリカ国債 5年チャート
SP500 5年チャート
確かにこれだとシーソーになっていますね。
結論でいうとそういうことでしょうか。
債券と株はシーソーの関係である。
しかし、長期で見た場合
ということになるのかな。
多くが機関投資家などの場合。
1日で株と債券のリバランスが出来るのは
困難だから数日から数か月に渡ってリバランスを
行っていくとなると確かにシーソーの関係性は
生まれてくるかもしれないといったところでしょうか。
最後に・・・
意外と頭で考えても債券と株のシーソーの関係は
理解できていませんでした。
債券利回りと株がシーソーの関係じゃないの?と
ばかり思っていました。
ブログで色々書いていくことで違った視点が発見でき
それはそれで少し理解も深まったかもしれないです。