やっぱり南国の植物といえば、ヤシの木しょう

青い海や青い空によく似合います♪


以前、バナナとフィリピン人の生活を紹介したことがありますが、ココヤシというのももちろんフィリピンの人達の生活にとって欠かせないものです。
例えば葉っぱも、このように編み込んで、建物の屋根にしたり、籠にしたりして使われています。

今回は、ココナッツの実の加工についてちょっと詳しく紹介します

ココヤシの木をひとつひとつ登ってとってくるんですけど、これは現地の人でもできる人できない人がやっぱりいるようです。
体力使いますし、怖いですからね(@_@;) 僕も挑戦はしませんw

ちなみに、猿みたいにどんな木でも登れるのかというと、そういうわけではなくてちゃんとココヤシの木に足場を掘ってあるんで登れるんですよ~ッ
おちてきたココナッツ。現地の人は、とったココナッツをそのままガブリッ


なんてことはできるわけないんでww ナタで皮と殻を割ります。


これが現地で食べられる時の一般的な形なんですけど
こういったキレイな画像が、みなさんにもなじみあるココナッツの姿だと思います。

これは、ココナッツの皮をはぎとった後のココナッツの殻と身だけのものを割ったものです。
ココナッツの皮はこのようにひとつひとつナタで剥いていきます。

皮を剥くと、きれいなまんまるとしたココナッツの殻だけになります。

これを丁寧にナタで真っ二つにするんですね


そして、実をとっていくんですけど、伝統的なものではこういう道具を使っています。
工場などでは回転式のもので身をけずりとっています。


ゴリゴリゴリゴリやると真っ白でキレイなココナッツの実がとれます。

このココナッツの実を搾り取ると、ココナッツミルクがでてくるんですね。

ココナッツミルクから、即座に加工を重ねることでヴァージンココナッツオイルはできます。
しかし、一般的なココナッツオイルや、ココナッツ加工製品というのはコプラという、乾燥させた実からつくられています。

コプラの加工もかなり手間がかかるものです

さて、ある程度のココナッツの生産の流れを紹介したのですが、最後にフェアトレードの話で締めくくりたいと思います。
このココナッツの買い取り価格、一般的には農家の人がコプラまで加工をしてから買い取りされています。
その価格がなんと1つあたり、0.5ペソ~2ペソ(1~4円)なのです。ココナッツの大きさや市場需要で価格は変動しています。
あんなに高い木に登って、重量のあるココナッツを運んで、堅い皮をむいて、殻を割って、乾燥させてコプラに加工して
そしてやっと仲買人等が1~4円程度で買い取ってくれる。というのです。
100個やっても100~400円ですからもちろん生活は厳しいわけです。
今フィリピンでは農家の貧困問題が深刻になってきています。経済成長の背景で農家は置いていかれ、地主に3~9割もの作物を納めなくてはいけない小作農もいます。
そうやってつくられるココナッツというのは、日本では食用にされる以外にも、シャンプーや洗剤等として、実はいたるところで消費しています。
フェアトレードとしては、現在おおよそ6~8円でココナッツを買い取っています。
それも、加工をせず、ココナッツの皮も剥くこともなくそのままのココナッツを買い取っているのです。
しかも大きさによって価格は変えていません。
価格ももちろんそうなのですが、コプラをつくる手間がなくなった事が特に嬉しいと、みんな言っていました。
買い取り価格の変化、労働の変化、そして前からもいろいろ紹介していますが、地主との交渉力や組織化による社会的地位の向上。
こういったサポートで、フェアトレードは農家の人達の生活の向上を支えているんですね


ココナッツを食べる時、ココナッツが使われている製品を使う時はぜひ農家の人達の努力等も思いだして下さい。より一層、商品への感謝の心がでてくると思います

Kapwaでは来年冬か、再来年冬頃にヴァージンココナッツオイルを販売予定です
お楽しみに!




