こんばんは
今日は西宮のフェアトレードショップ、オブリベーネさんのところへお伺いしました。
http://oblibene.main.jp/index.html
我がホームタウンにフェアトレードショップがあるのはつい最近知りましたが2010年からあったそうです
僕は今のところ、飛び込み営業しかしていないのですが(笑)
いつもフェアトレードのお店の方は丁寧親切に迎え入れていただいて嬉しいです。m(._.)m
また近日中に、Kapwaの取扱店をリストアップしてKapwaのサイトにも掲載していきたいなと考えています。
最近ようやく雑務が落ち着いてきたので、今月から頑張って営業まわりいく予定ですから関西を中心にいっぱい増えると思います^^!!
ブログでも一店舗ずつご紹介しようと思います(o^^o)♪
さて、表題の件が何かといいますと
現在、Kapwaではスタディーツアー参加費の一部に含めている寄付金と、その他取引先様からいただいている寄付金とがあります。
これら寄付金を上手く運用するという重大な責務があるのですね!
うちは提携しているNPOがありませんから、お預かりしている寄付金は全額そのまま現地へ届けます。
ですが、寄付金をただ単に「はいどうぞ」って渡すわけにはいかないんですね。
そりゃそのほうが簡単なのですが、親が他の用途にお金使っちゃったり、不要な物品を購入してしまったりしては、せっかくのご好意が台無しです。
お預かりしたからには、きちんと使用用途を明確にさせて、確実に用途にあわせて使われるのかどうか管理しないといけないのです。
学生時代にいろんなボランティアに参加してきた経験がここで活かされるわけです
・東日本大震災では、避難所に届いた物資を人数分まとまった数が集まらない限りは配布はしないということで皆生活に困ってるにも関わらず倉庫に食料はあったりしました。
・バングラデシュでは、親が貧困アピールするために仕事休んでまで生活調査に協力していました。
・インドでは、豪州から毛布を1家庭に一枚という指示に基づいて配布したNPOが、奥さんたちから避難されるという始末に(夫の力が強いので家庭に1枚配布する方法は現地にあわなかったようです)(友人談)
支援活動は難しいものなのです
だからこそNPOがプロフェッショナルとして動いてくれてるんですよね。
うちには現地の人達との強い信頼関係がありますし、僕もある程度の事は心得ていますので乗り越えてみせます
来週にでも学生の頃お世話になったJAFSさんから具体的なアドバイスいただきに行こうかなと考え中…。
昨日「取引先から預かってる寄付金3万円以上あるから、子供達が学校に行けるようにサポートするね。現地のこといろいろ調査すると思うから手伝ってね」ってベレン(生産者)に伝えたら
さっきベレンより「とりあえず50人の子供リストアップしといたよ!」って
まだ、ひとりあたりどれだけの金額が必要になるのかも知らないまま50人も名前リストアップしちゃって
妙に期待を持たせておいて結局20人、30人へしかサポートできなかったりしたら、問題の種に
ただ、公立の学校はフィリピンでは無償なので、恐く50人分を支える費用にはなるかなと思います(筆記用具や教科書代金、その他学校行事等でお金が必要になるようです。寄付金は年間10万円以上は集まる予定)
この前のスタディーツアーで、シェアリング(地元の人達との対談)している最中、ある高校生の女の子がお金なくて進学できないって皆の前で涙してたので。(思春期の女の子が人前で恥を忍んで告白するって大変だと思います。本当に強く学校に行きたいって思ってるんだなぁと思いました)
高校でだいたい年間4~5千円必要なようです。
1日15円程度ですが、タンケ地区の人達にとってはかなりの負担なのです。
そんな貧困で生きているのです。
裸足だったり上着だけでゴミの上かけまわる子供たちの姿が、まだまだ普通にみかけられるところです。
あぁ、重い空気になってしまいました
お仕事頑張ります