日本と、難民。 | ○と○

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今日、西宮北口の駅付近を歩いてたらアフリカ系の黒人が一人肩から募金箱ぶらさげながらプリントを配布してたので、興味津津にプリントうけとりました。


一見怪しかったんですけどね汗(笑)


プリントをみてみると、難民の事でしたひらめき電球


日本の難民の受け入れ人数が少ないということは知っていました。


(アメリカ3万人。ドイツ、イギリス2万人。カナダ、フランス1万人。そして、日本は年間100人に満たず。平成19年はたった41人)


しかしプリント読んでみて、日本にきた難民のひどい現状をはじめて知ることになりました。




難民というのはそもそも、出身国で紛争や内乱に巻き込まれて命の危険があるから逃げ出してきた人たちを強制帰国させるわけにもいかない場合に、日本で難民であることを認定されてはじめて日本に受け入れられて居住許可を得るのです。


そして、申請中の人たちは、その難民認定を得るまでに入国管理センターというところに収容されます。


その入国管理センターがかなり劣悪な環境らしいのです。


取材はNGの為(その時点でおかしい。)、証言からしかその実態を把握することはできないそうです。

以下、今日配ってたプリント、wikipedia、支援団体HPやツイッターでの記載をまとめてみました。



窓のない部屋だったり、あっても磨りガラスで外が見えず、あけることもできない。


一人あたり1畳もない広さにおしこめられており、11畳ほどの部屋にトイレと洗面所があって10人ぐらいが収容される。


運動場があるんだけれど、高い堀に囲まれている閉鎖的空間。


母国へ強制送還されるかもしれない恐怖…。(約10分の1の人に申請が通る程度)


食事は不味く、冷たい。通常の風邪薬や目薬を渡す程度の治療のみでまともな治療は施されない。




数日、1週間程度ならこんな状況でも耐えられるかもしれません


しかしこれが1年以上続いている人が多くいるのです。


状況からして、刑務所よりもかなりひどいです。




そんな収容生活の中、唯一の救いか仮放免らしいですが


出所してもその後の生活は就業が認められず、医療は健康保険がなく、高額な保証金を支払い、住居も確保しなければいけない。


そんな困難な状況に直面するのだそうです。



プリントを配っていた人は遠くアフリカから日本に逃れてきたけど、難民認定されずに西日本入管センターというところに収容されていたそう。


現在仮放免されて、難民認定裁判中だそうです。


帰国しようにも、命の危険があるので帰れない。ということです。







もちろん、中には危険な人物もいる可能性はあります。日本国民の安全を第一優先にすべきなのは賛成です。


しかし、これはどう考えてもあまりにもひどい人権侵害だと思います。


こんなことが日本国内でおきているなんて信じがたい出来事です。



その日本にいる難民の人たちを支える活動をしているのが


西日本入管(入国管理)センターを考える会


面会活動や生活支援をしているそうです。


他にも入管や難民に関する問題を解決しようとしている団体はあるそうです。





そもそも日本社会そのものが閉鎖的で排他的なのだと思います。


しかし、たとえばコンゴの紛争はレアメタルが最も大きな原因とされています。


そして御存じの通り、私たちが日々使う携帯電話、テレビゲーム、パソコン、テレビいろんな電化製品でレアメタルはつかわれています。そのレアメタルは紛争地域からもきています。


アフリカンブラッドレアメタル―94年ルワンダ虐殺から現在へと続く『虐殺の道』

この本は戦場ジャーナリストの方が著者でかなりいい内容の本でしたので詳しく知りたい方にお勧めです。


数年前に「ホテルルワンダ」という映画がはやりましたが、あの虐殺と日本は無関係ではない事をこの本は紹介していました。





また、急な話で明後日なのですが、神戸学生青年センターにてコンゴの紛争の実態についての講演会と映画上映もあるそうです。


●「平和以外に何でもある国コンゴ」米川正子氏講演会&映画上映会開催!4月3日(日)@神戸学生青年センター


どちらも参加は500円です。 


僕も一応バイトがはいってたんですけど、被災地ボランティア決まってから3日は12時までで申請変更したのでいけるはず…。




グローバル化なくして私たちの生活は成り立たなくなっているにもかかわらず、私たちは国際社会で起きている問題に無関心であり、そして難民申請者に関してはあまりにもひどい待遇を強いています。


これは、なんとか改善しなければいけないと強く思いました。


被災地ボランティアから帰国したら、まず面会に参加しようと思います。


僕は実際に行動して、見て、感じ取りたいので。



そして、この記事をSTEPメンバー全員に読ませます(笑)


先に紹介しました「西日本入管センターを考える会」で、アルバイトとして 翻訳やテープ起こし、倉庫管理なども時給700円で募集中らしいです。


寄付として、衣類、シング、お米、食糧、電化製品の支援も受け付けているそうです。


問い合わせ先が上記リンクのサイトとプリントのものが違うので、問い合わせ先を知りたい人はいったん僕の方まで連絡ください。


ブログ上で一般公開していいものかわからないですし、迷惑メール電話を避けるためにも念の為控えておきます。


アメブロ登録者はメッセージにて。


アメブロ外からの方は、STEPのホームページの問い合わせ欄に記入いただければ僕の方にメールがまわってくるようになっていますのでご連絡いたします。


http://heartland.geocities.jp/step_gaidai/aboutus.html









まったく、はやくボランティアの準備もしないといけないし、開業の準備もすすめなければいけなのに・・・


この件について調べてたら2時間たっちゃいました。


全体的に統一性のないブログで読者の皆様にほんとうに申し訳ないですww


僕は寄り道の多い人間なのでお許しを~・・・・。