昔のことをよく覚えているわたし。

ふと思い出した。

まだハタチそこそこだったわたし。
満員電車に乗る経験がなかったわたし。

暗黙の了解というものがわからず、満員電車に乗ることに。

途中の駅で、たくさんの人が降りる駅で、雪崩のように人々が出口へと流れていく中、

「ここでは降りないのだから、流されてはいけない」

と必死になって、流れに逆らい車内の手すりにすがりつく。

と、通り過ぎるオジサンがひとこと、

「なんじゃ、コイツ」

と吐き捨てていった。

言われた時は、なんのことかわからず少しパニックに。
なんで罵倒されたの??
イミフ。

もちろん満員電車に慣れ始めた頃に、こういう駅では一度降りて、再乗車するのが暗黙のルールであるとわかるのだけど。

にしても、言い方‼️
すごく傷ついたわたしは、20年近く経った今でも、そのことを昨日のように覚えている。

そのオジサンはもう死んでるかもしれないし、二度と会うことはないだろう。
けど、傷つけられた気持ちは、二度と元には戻らない。

そんな恐ろしいことを、人は何気なく、日々他人に対してやらかしているということを少しは自覚すべきだ。


もちろん、自戒もこめて。