2019年10月13日 6時
2019年10月17日6時 堤防と線路敷地の境界にコンクリートが打設されている
2019年10月17日6時 線路が宙づりになっている
2019年10月21時 土嚢やコンクリートブロックが撤去されJRによる復旧工事が始まった
堤防とこの法面部分の低いところから越水が始まったと思われる。
水害前のこの部分には堤防高より低い土盛りがされていた。
2019年10月24日6時 線路敷地洗掘部分の土盛り工事完了 工事はJRで実施
復旧した法面保護のためシートと土嚢が置かれた。
2019年12月14日 シートと土嚢が取り除かれ擁壁が積まれた。
なお、線路敷きも土盛り部分も堤防高よりも低い
皿川堤防決壊ではなく~元々低い線路敷からの越水~したがってJR東日本が復旧工事を実施~
市街地600戸以上に浸水被害を与えた皿川右岸堤防からの越水は、皿川右岸堤防とJR飯山線が接する場所の、元々低くなっていた場所からの越水が原因でした。
台風19号水害対応検証~新シリーズ 65
飯山市長は、飯山市街地の浸水被害は、皿川堤防決壊によるものだと、くり返し「市報飯山」で述べていますが、堤防の決壊ではありません。
最初は、軌道敷地法面の下部からの越水でしたが、洗掘により越水面積が徐々に広がり、最終的には線路下の砂利まで押し流し、線路が宙づりになるほどに拡大したものと思われます。
なお、JRによる復旧工事により、法面の段差も解消し、擁壁も積まれました。
ただ、線路敷地と土盛り部分は皿川堤防高より低いままです。
つづく