第2幕。
第1幕の記事だけで相当長いのに、こっちの記事も読んでくれる人がいたとしたら、その人に足向けて寝られないなって思ってる。本当に。私ならもっと簡潔に感想書いてるブログ探す。
携帯やスマホやパソコンで、こんな長文をずっと読んでて目とか頭痛くないですか。
私は痛いです。
※以下ネタバレしかない
●拓馬が、自分の投げたイスが原因で怪我をしたと言ったことで、謹慎をくらったとクラスメイトたちに話す不機嫌ヒロト。
なので、牧田に「香織さんのために愛の唄を作ろう」とか言われてもムシャクシャしちゃって「うるせー！」って感じで飛び出してくヒロト。
アパート帰ったら帰ったで「ずっとマッキーのこと考えてるんだろ！！」って香織と喧嘩しちゃうヒロト。
そしてアパートを飛び出すヒロト。
ヒロトすごい飛び出るね、さっきから。黒ひげかと思う。
アパートの前で、ヒロトを追いかけてきた牧田やクラスメイトたちに遭遇。
「香織さんに謝れ」と牧田に言われて、「みんなマッキーのことを引きずってるんだ！お前も！お前も！」って怒りが止まらないヒロト。
それでクラスメイトたちも「マッキーがいなくなって色んなことが変わった」とか言って。
みんなは、牧田が自殺したんだと思っていて「双子の兄貴が自殺して、俺たちのことを恨んでいるんだろ。苦しめるために来たんだろう」と牧田に(みんなは弟だと思ってるので)突っかかる。
そこで牧田は仕方なく自分の正体を明かす。
「自分はお前たちをずっと気にかけてる。恨んでないし、自殺じゃない」と伝え、部長と共に天国刑務所へ。
●河原に来たマサムネ。そこにカズトシもやってくる。
「あいつ、俺たちのこと恨んでないって。自殺じゃないって。それに比べて俺は……」って反省するマサムネ。
カズトシが「君は自分のことしか考えてないんだね」っつって、ここから真相が明らかになる。
10年前、マサムネの家が貧乏で授業料も払えてないことを牧田を通して知ったカズトシは、好意でお金を渡す。
同情されたことに腹が立ったマサムネはカズトシを殴り、自分の家の経済状況をクラスメイトに話した牧田にも怒りがこみあげたので、カズトシに「牧田に殴られたと言え。そうしないとお前がオカマだってバラしてやる」とか言っちゃう。
カズトシはマサムネのことが好きだったから、それに従った。
ここでまた冒頭のシーンが。
カズトシの隣には母親。
責められる牧田。制服姿のヒロト。
その記憶の中で苦しんで崩れ落ち、「やめてくれええええええええ！！！！！！！」って叫ぶマサムネが最高でした。
最後にカズトシがマサムネを抱きかかえて、「みんなに全部話そう」っつってマサムネも黙って頷く。
●貸しスタジオに集まっているヒロト以外のクラスメイトたち。そこにマサムネとカズトシがやってきて、「自分たちが牧田を陥れようとした」とさっきの真相を話す。
そしたらマサムネが「心から詫びる！」っつって、客席にお尻向けた状態で頭下げるんだけど、私それまでめっちゃ集中して観てたのに、この謝罪のせいで思わず「お尻…」って思っちゃった。
ここまで要さんのお尻を思いきり見せつけられたことがあろうか。
話戻します。
コウジは頭を下げるマサムネに、「お前も歌詞作ってきたんだろ。聴かせてよ」って言って、マサムネが泣きそうな感じで声を震わせながら唄う。
「♪今の自分を育ててくれたのが
今日までの全て
悩んだ日々も誰かがくれた言葉も
全部に感謝できる」
的な内容。
で、カズトシとも和解。
それでみんな、「俺たちマッキーに愛されてたんだよね！」ってなって、曲作りに励む。
●その頃、香織はアパートを出ていく決心をしてる。
一方ヒロトは1人で公園にいるんだけど、そこに天国社長がトイレの清掃員姿で現れる。
天国社長に「幸せ？」って聞かれたヒロトは「幸せじゃない。大切な人を信じられなくなった」と答える。
でも社長は「その人が好きなら信じれば？信じるかどうかは、その人がどうかじゃなくて、自分が決めることだよ」って言葉をかける。
「まったくどうにもまいっちゃうぜ」を天国社長と天使たちが唄い終わった頃には表情が少し明るくなったヒロト。社長に「ありがとう」って言って公園を去る。
●天国刑務所で「もうみんなに会えない」と落ち込んでる牧田。
でも、自分が事故に遭った歩道橋に香織が手紙を供えていて、それをヒロトに見せようと思ってポケットに入れたまま忘れてたことを思い出すと、ヒロトへのメッセージを書き足し、刑務所から地上に手紙を落とす。
●曲を作ってるクラスメイトたちのところにヒロトがやってくる。
そこに丁度、牧田が落とした手紙が。
「自分が死んだ歩道橋に香織が置いた手紙だから読んでくれ」と牧田の文字で書いてある。
手紙の内容は「ノリくん(牧田)が死んで、私はもう誰かを好きになることはないと思っていた。でもヒロトがいつも私を見守ってくれて、ノリくんとの日々は思い出になった。今、ヒロトのことが好き。ノリくん、たくさん愛をくれてありがとう」みたいな感じ。
それでヒロトは歌詞を自分に書かせてほしいとみんなに言う。
マサムネはヒロトに「拓馬に会わせてほしい。俺だから話せることがあると思う」って頼む。
そこでツヨシがICレコーダーを落とすんだけど(私全然書いてなかったけど、同窓会の度に「何があるか分からないから」と探偵のツヨシはICレコーダーをちょくちょく出してた)そこに牧田の声が入ってて、それを聞いてみんなほっこり。
天国では、部長に「ここからじゃ聞こえないよ」と言われつつも「お前ら頑張れよー！」とか叫んでる牧田。
●マサムネたちがヒロトの学校に行き、拓馬に会う。
マサムネは「ヒロトをクビにすれば満足か？俺もウザい教師を辞めさせたことがある。だけどそれをいまだに引きずってる」と拓馬に話す。
で、「今日、ヒロトが好きな人のために歩道橋で歌を唄うから見にきてほしい。一所懸命生きることがかっこ悪いかどうか、その目で確かめるんだ」ってマサムネが言うんだけど、拓馬は「馬鹿じゃねーの」って感じで去る。
クラスメイトたちは「あいつイキがってんな～！」「俺らもあんな感じだったけどな！」って盛り上がる。
そしてみんなでワチャワチャしながら、GREEN DAYSを唄う。
1列になって客席通路を笑顔で歩いてくんだけど、マサムネがキラッキラしてた。キラッキラ。
●歩道橋には拓馬が来てる。
みんなで「何だお前来てんじゃん！」とか言うと
拓馬「馬鹿にしてやろうと思って来たんだ」
マサムネ「じゃあ冷やかしに行くか！」
っつって、みんなでGREEN DAYS。この曲好き。ダンスまではいかないけど、みんなで動き合わせるとことかあって可愛い。
●ヒロトが現れ、そのあと歩道橋の反対側の階段に香織もやってくる。
歩道橋の下で見守るクラスメイトたち。
タツヤ「(香織の)顔ちっちゃ！」
マサムネ「お前がでかいんだ」
香織に「聴かせたい歌があるんだ」ってソワソワしながら言うヒロト。
それを見て、歩道橋の下から「見てるこっちが恥ずかしいよー先生しっかりして！」って声をかける拓馬。
ちょっと待て。君いつの間にそんな可愛らしい生徒になったんだ。まあいい。
●完成した「君への愛の唄」を唄うヒロト。最初は緊張していて下手なんだけど、その下手な唄い方が上手かったです、北山さん。
でも少しずつ緊張もとれて、最後はしっかり唄う。
そして歩道橋の上でヒロトが「結婚してください」って差し出した指輪を、「お願いします」と香織が受け取る。
●フィナーレ。
「遠く遠く」が聴けて嬉しい～。
タツヤが「3年A組のアホどもを紹介するぜ！」っつったら全身白い衣装に着替えたクラスメイトたちが登場。
それぞれソロで唄ったり。
どんどん曲がいくから何の曲か覚えてないんだけど、マサムネ以外の6人が縦に並んで千手観音みたいなダンスやるとき、マサムネだけその列に入らず、横で見よう見まねで腕動かしてんだけど超可愛い。
そしたらツヨシだったか誰かが腕を引っ張ってセンターに連れてきて、マサムネがそこで唄う。キラッキラ。キラッキラ。何回でも言う、キラッキラマサムネ。
途中で天国社長が「もう一度、マッキーに会いたい？」って聞いて、みんなが「会いたい！」って答えて「じゃあ釈放！」ってなる流れあったんだけど、どこだか忘れた。
そんな釈放された牧田に「マサムネー！」って呼ばれたマサムネがセンターに登場してCircle of Rainbowをソロで唄ってた。
最後「君への愛の唄」は、新郎新婦姿のヒロトと香織が登場して、天国社長が神父さん。
みんなで祝福してハッピーハッピーハッピーエンドでした。
●カーテンコール、クラスメイトたちは1人ずつ登場。
さっき何回でも言うって言ったから言うけどマサムネ、キラッキラね。キラッキラ。
キャストもマッキーの楽曲もとても素敵でした。最後のフィナーレはひたすら華やかで楽しかった。ストーリーは全然好きじゃない。
でもこれでストーリーまで私好みだったら最高すぎて観劇中に鼻血出してたと思うから全然好きじゃないストーリーでよかった～。無駄にポジティブ。
500歩譲って映像化しなかったとしても、CDは出して欲しいです。でも500歩譲る気はない。
それにしても、剛に恋して安斎に恋して純哉に恋して、今度はマサムネに恋したよ。自分の恋多き女っぷりに驚く。
パンフレットもよかったです。2000円。
A席の人は既にチケットの段階で10000円も払ってんだから、今更ケチらず2000円出して買いなさいと言いたい。
B席とC席の人はA席よりもチケット代が2000～4000円安いんだから、その浮いた金で買いなさいと言いたい。