2022年10月9日 D_Driveライブ横浜 | ミツのロックなライブレポート

ミツのロックなライブレポート

1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_Driveライブ新横浜@strageに行ってきましたー!

「D_Driveフロアライブ vol.6【DAY1】」




すっかりお馴染みの企画となったD_Driveのフロアライブであるが、ここ新横浜strageでは6回目となる。そして2DAYSの1日目だ。

この日は16時入場。行き来に時間がかかるためこの時間の方がありがたい。事前抽選による整番はくじ運がないようだが、運よく上手寄り2列目を確保できた。

16:30いつもの入場SEが鳴りメンバー登場。曲は"Attraction 4D"、"M16"、"Cassis Orange"とノリノリの曲が連なるがなんだが懐かしい展開。そうだ世界デビューアルバム「MAXIMUM IMPACT」の曲順通りではないか。

Yukiさん、「こんばんわー!D_Driveでーす!」
このフロアライブはマイク、スピーカーを介さずにドラム、アンプからの生音を楽しんでほしいと企画の紹介。

続くプログレ的な"Lost Block"、疾走感あるまさに戦い"The Last Revenge"、ロックバラードの"Unkind Rain"と続く。
これで前半のセトリはなんとなく察しがついた。

ここでギターチェンジ。YukiさんはフライングVに持ち替える。その間、Seijiさんより1音下げのDropDの説明で繋ぐ。私はなんとなくどの曲かはわかっていたが。

Chiikoさんの激しいドラムからの"GEKIRIN"。これはいつ観てもカッコいい。
そして、アメハ的で陽気な曲"Gradation"。曲中フロアと手拍子とともに盛り上がる。

ここで前半のライブは終了した。察した通り全て世界流通1stアルバム「MAXIMUM IMPACT」からの選曲でまとめてきた。

となれば後半は2nd「DYNAMOTIVE」中心の選曲となるであろう。
換気タイムを挟んで後半のライブへ。

疾走感ある"Red Light,Green Light"、間髪入れずに"Begin Again"とアルバム通りの展開。さらに親指を立てていいねのサインが象徴的な"Thumbs Up"と続く。やはり「DYNAMOTIVE」からの曲だった。

Yukiさんより8月に発売となった「DYNAMOTIVE」の告知。そして、日本の叙情歌を意識した梅の歌、"U_Me"をSeijiさんより説明。飼っているインコからインスピレーションを受けた"Wings"をYukiさんより説明する。

Yukiさんのカッティングギターから"Wings"。この時のToshi君のスラップベースもかなりいい感じだ。
そして、和の風合いと起承転結なロック曲"U_Me"と続いた。

古き良き街をイメージした"I Remember the  Town"をSeijiさんより説明。そしてChiikoさんより物販の紹介。
この日のラインナップはこちら↓
更に、Yukiさんより元気な世の中を取り戻してほしいと"Get Away"の曲紹介。

曲はモノラルラジカセの音をイメージしたSeijiさんのリフから始まる"I Remember the  Town"、わかりやすく短めな曲の"Get Away"へと続く。

「DYNAMOTIVE」からの曲はここまでだったが、7弦ギターを使う2曲と旧作からの収録曲を除いた7曲を披露した。

11月にYukiさんの実姉Yukariさんが運営するENTERARTとD_Driveがここ新横浜strageでコラボイベントが決定したとYukiさんより告知。

さて、ライブも終盤へ。世界流通の2枚には収録されていないインディーズ時代の名曲"Russian Roulette"、"1,000,000 hp"と好きな曲だけに新鮮で気持ちも上がる。

SeijiさんとYukiさんの壮絶な速弾きギターアンサンブル、Chiikoさんの叩きのめすかのようなパワフルなドラム。
スマート且つ地をはうかのような重低音を奏でるToshi君と、まさに素晴らしいD_DriveのDiving Rock。生音だからこその迫力だった。

盛大な拍手に讃えられつつアンコールは定番曲"Screw Driver"でライブは終演となった。

セットリスト(150分)
Live Part1(60分)
01:Attraction 4D
02:M16
03:Cassis Orange
-MC-
04:Lost Block
05:The Last Revenge
06:Unkind Rain
-MC-
07:GEKIRIN
08:Gradation

換気タイム(15分)

Live Part2(75分)
09:Red Light,Green Light
10:Begin Again
11:Thumbs Up
-MC-
12:Wings
13:U_Me
-MC-
14:I Remember the  Town
15:Get Away
-MC-
16:Russian Roulette
17:1,000,000 hp

Encore
18:Screw Driver

久々に機材紹介。
Seijiさんのエフェクター
Yukiさんのエフェクター
Toshi君のエフェクター

3人ともBOSS製マルチエフェクターGT-1000を中心に構成されていることには変わりなかった。
Yukiさんのギターとアンプ
Seijiさんのギターとアンプ。

ギターはESP製オリジナルモデル、アンプはMarshall製オリジナルモデルだ。
(ギター、アンプともにベースモデルを改造したもの)

ChiikoさんはNATALオリジナルツーバスフルセットだ。

この日の物販コーナー。
そして「DYNAMOTIVE」ジャケ写のTシャツを購入。
Seijiさんをはじめとして各メンバーに「DYNAMOTIVE」を聴いた感想等を伝えた。海外ではD_Driveはプログレバンドと呼ばれているようだ。国内でプログレといえば変拍子をイメージするが、海外ではこれまで誰もやってこなかったことをプログレッシブ(進歩的)というらしい。かなりの褒め言葉だ。

Yukiさんの体調もよくなってきたようだった。

私もよく聴いているがオススメの1枚だ。




■番外編
ライブ後はD_DriveRのみなさんと軽く打ち上げに。
もつ煮がおかわり自由という食べ放題だった為、つい食べすぎてしまった。笑