「The KAATO Slam! Tour JAPAN 2019」
KAATOのライブは初めてです。音楽ライターの増田勇一さんも推してましたし、これは一度見ておかないとということで。
KAATOですがオーストラリア出身で現在はアメリカに拠点を置き活動。
2016年1stアルバム"Kaato"でデビュー。
Vo.Kurt LownryとBa.Mika Nuutinenからなるバンド構成。こういう形態も珍しい。
そして、背後を固める陣営はGt.Hunter Lovan、Gt.Richie Scholl、そしてACCEPTのドラマーChristopher Williamsと豪華ラインナップ!
そして今回は3月27日リリースの2ndアルバム"Slam!"を引っ提げてのツアー!3度目の来日。
2枚のアルバムはしっかりと予習してきました。クラシックロック&グラムロックということですが、時代を周回して懐かしき新しさという感じ。あえて他のバンドには例えませんがまさに痛快な快楽ロック!聴きやすく楽しい。私にはそんな印象でした。
さて、ライブはもちろんトリ。フロアは若いファンや往年のロックファンが集まりかなり幅広い。
約30分推して21:20過ぎ開演!
"Slam!"~"Glamour Queen"の流れで歓声の中、一気にフロアを引き込んでいく。
Vo.カートのステージワークと歌声は70年代のロックスターを彷彿させるかのような存在感とオーラ!
ギターリフにのせて"Addicted"。まさにロックンロールショー!この曲は好きな曲。
クリストファーのドラムも熱いし、
ハンターとリッチーのギターも軽快!
5弦ベースのミカは笑顔でフロアを魅了する。
前作より代表曲のひとつ"High Time"。カートが魅せるハイトーン!サビはフロアも大合唱!
ピアノのSEからバラード"In Passing"。カートが声量とハイトーンとともに聴かせる歌声。静寂に聴き入るフロア。
バラード曲をライブでどれだけ歌で観客を魅了できるかが、ヴォーカリストとして真価が問われると私は思っているのですがこれが期待以上にかなりよかった!
スマホ全盛の最中、あえて固定電話のベル音のSEを使い、懐古的に嬉しい演出の"Communication"。これは聴きたい曲だったのでよかった!
まさにノリノリの典型的ロック!
さらに"Blandy"で「オー!オー!オー!」と大合唱!
前作よりバラード"Like a Blade"。
こういうロックバラードはいいなぁ。再び聴き入るフロア。
クラクション音が鳴り、前作のリード曲"SDRnR"で一気に畳み込む。
キャッチーなKAATOワールドがさらに一気に会場を包み込む。
ラストワン!新作より"Drivin' Home"。2ndの中では私の1番のお気に入り!ノリノリのロックテイスト!
そして本編終了。
カートは曲が終わる毎に次の曲を紹介するという丁寧な対応ぶりだった。
ほどなくフロアは「KAATO!KAATO!」の盛大なコール!
メンバー再度登場!トゥーモア!
"Somebody,Someday"~"Boo Hoo"と最後までロックサウンドを放ち盛り上がる。名残り惜しまれつつも終演!
SET LIST(60分)
01:Slam!
02:Glamour Queen
03:Addicted
04:High Time
05:In Passing
06:Communication
07:Blandy
08:Like a Blade
09:SDRnR
10:Drivin` Home
Encore
11:Somebody,Someday
12:Boo Hoo