がんになる前は、

がんの疑い出てきた時点で、

ネットで調べたり、セカンドオピニオンをしたり。

自分でも、家族でも色々調べると思ってた。


実際の私は、脂肪肉腫だったからか、

症状もなかったため、

疑いでも、あり得ないからと、

脂肪腫ばかり調べてた。

取れば終わり。

こんなんで大学病院とは申し訳ない。と。

生検しててもそう。

気持ち落ちてても、肉腫とは思ってなかった。


肉腫となった時点で、動くことすらできず、

すぐ手術。

調べまくったけど、欲しい情報はない。

足の脂肪肉腫の、術前、術後、転移後などの、

医療従事者以外の素直な情報が欲しかった。

大したことないから情報少ない思いたかった。

なので、主治医の言葉を全て信じ進んだ。

正しかったのかはわからない。


冷たい態度に傷つき、少しの優しさと笑顔に癒され、

大丈夫。と言われて信じたり。

信じないと治療できないけど、あの時の私は、

全てを信じることで、気持ちを落ち着かせてた。

顔見て、様子を伺い、観察してた。

だから、冷たい態度はものすごく落ち込んだ。

逃げたくなった。

めんどくさいおばさん。

先生が言った通りに治療していった。

定期検診前は荒れた。あえば落ち着いた。

毎週あいたい。調べて欲しいと思ってた。

電話しよう。聞こう。でも小心者でできなかった。


今思えば、結果がわかって落ち着きたいだけ。

ちゃんと話をしたらよかった。

自分で調べて、聞いて、意見を求めて。

わかりました。大丈夫です。だけではダメ。

信じないと進めない。でも納得もしてなかった。


次はそうしよう。

気持ちの準備しよう。

決めるのは自分だよ。

納得して進もう。

もっと周りを見て。

周りを感じて。

一人じゃない。

みんなと話してごらん?

きっと落ち着ける。

失敗してもいい。納得して受け止めよ。


次は大丈夫な気がする。

争いからぶつかり合いから逃げてはダメ。

めんどくさい患者でいいんじゃない?

いい患者でいる必要はない。

いい〇〇っていうのは

自分にとって都合のいい〇〇と同じ。

都合のいい旦那、上司、友達とかは、

いい旦那、上司、友達。


長々と…

とりあえず、がんばろ。進もう。