しばらくblogも離れていましたが、また気まぐれに更新していきたいと思っています。見てくださる方がいたら嬉しいです。
7月から会社を休職していました。9月に復職となり、あと数日しかない休みを楽しんでいます。
今回休職してみて分かったのは、私は「普通の日常」が欲しかったんだということ。ただそれだけです。
少し前まで、まさか自分が仕事を休むことになるなんて思っていませんでした。仕事に行くことも、朝起きることも、毎日を普通に過ごすことも、ずっと当たり前だと思っていた。
だから、休職することになったときは、いろんな気持ちが入り混じっていた。
「どうしてこうなったんだろう」
「このまま戻れなかったらどうしよう」
そして何より、仕事を休んでいる自分自身に戸惑っていた。
頑張っているつもりだった。
忙しくても、難しい仕事を任されても、自分なりに覚えてきた。
分からないことがあれば自分から聞いた。後輩に教えることもあった。
だからこそ、自分が仕事に行けなくなったことが、最初はすごく悔しかった。
でも、休んでみて分かった。
私は「仕事が嫌だった」だけではなかったんだと思う。
ずっと頑張ることに慣れすぎて、自分がどれくらい疲れているのか分からなくなっていた。
休職して最初の頃は、休んでいることすら落ち着かなかった。
本当なら仕事をしている時間に家にいる。
周りは働いているのに、自分は働いていない。
「こんなに休んでいていいのかな」と思った。
休むって、何もしないことだと思っていた。
でも実際は、何もしないことにも体力が必要だった。
少しずつ、自分の好きなことをする時間が増えた。
出かけたり、友達と会ったり、美味しいものを食べたり、好きなものを見たり。
そういう時間を過ごしているうちに、少しずつ自分の感覚が戻ってきた。
「あ、私これ好きだったな」
「こういう時間、楽しいな」
「誰かと一緒にいるって、こんなに安心するんだ」
そんなことを、ひとつひとつ思い出していった。
そして、休職して一番大きかった気づきがある。
仕事が人生の全部じゃない。
当たり前のことなのかもしれない。
でも、私にとってはすごく大きな気づきだった。
仕事を頑張ることも大切。
責任を持って働くことも大切。
でも、それだけが自分の価値ではない。
仕事がうまくいかない日があってもいい。
誰かに頼ってもいい。
立ち止まってもいい。
そして、自分の人生には仕事以外にも大切にしたいものがある。
そう思えるようになった。
復職面談は、正直、とても怖かった。
「まだ戻れませんと言われたらどうしよう」と面談に向かうまで、そんなことを考えていた。
人事からも、規則に沿って、今の状態で来られるか、働けるかという確認をされた。
すごく緊張した。
でも、その中で私は、「前向きに考えられるようになりました」
と話した。
そして、「働くっていう日常に戻りたいです」
と伝えた。
自分でも、その言葉を口にして少し驚いた。
少し前の私は、仕事に戻ることが怖かった。
なのに今は、「働く日常に戻りたい」と思っている。
本当にまた普通に働けるのかな、とも思う。
また何かあったらどうしよう、とも思う。
でも、今日の私は、以前とは少し違う。
「絶対に頑張らなきゃ」ではなく、
「自分の生活を大切にしながら、働いていきたい」
と思っている。
休職する前は、もっと「ちゃんとしなきゃ」と思っていた。
仕事も頑張らなきゃ。
周りに迷惑をかけちゃいけない。
弱音を吐いちゃいけない。
ちゃんとしていなきゃ。
でも、人生って、ずっとちゃんとしていられるわけじゃない。
立ち止まることもある。
うまくいかないこともある。
思い通りにならないこともある。
それでも、また少しずつ前に進めばいい。
今回の休職は、私にとって決して楽しい経験ではなかった。
できれば経験したくなかったと思う。
でも、この時間があったからこそ、自分が本当に欲しいものに気づけた。
仕事をすること。
好きなことをすること。
大切な人と過ごすこと。
安心できる場所を作ること。
そして、自分自身をちゃんと大切にすること。
全部欲しい。
今はそう思う。
「働く日常に戻りたい」と思えた今日の自分を、少しだけ信じてみようと思う。
休職して、私は何かを失ったと思っていた。でも振り返ってみると、自分が本当に大切にしたいものを、いくつか取り戻した時間だったのかもしれない。

