このNHKの、
ネコの記事

泣いてしまいました 


わたしの街にも、
似たような猫がいたからです。
















このねこは
自由にしていたかったのだろうか

けれどその分、
辛いことも多かったはず

世話を見てくれる男性が
いてくれてこそ、
ここまで長く生きられた

ふつう のらねこは、
3年か 長くて5年
病気や事故で消えてしまう

この猫の最期の画像
やつれ、汚れた姿には
泣かずにいられない

わたしの猫も
やせ細ってごわごわの
真っ黒だったから。

このニュースの猫も、
みんなが気にかけてくれた
でも 何を具体的にしたのか?

ごはんもあの男性が
くれたのかもしれないけど
毎日ではないかもしれない

なにかできたのではと‥‥‥

私の近所の似たような猫は
特定の店が毎日
世話をしてくれていたから
よいようなものの

接着剤をつけられるといった
暴力も受けたことがあった


なんだか‥‥‥
『誰も知らない』という
是枝監督の映画を思い出す‥‥‥

親に放棄された幼い三兄弟は
学校も行かぬまま
飢えてさまよう

コンビニ店員は
賞味期限切れのパンなどを
彼らに与えるけれど
これは世話したことにはならない

通報する、保護するさせる
そこまですべきだったのだ

私ならそうする
なにをためらうことがある?


この映画は
実話をもとにしている

次男はよちよち歩きのまま
転落死するまでを描くもの

誰も知らない 
いいえ、
みんな知っていた

防げたのです。