ここのところ、少し涼しくなってきましたね♪
今日はわたしのプライベートなことを書かせてもらいますね。
わが家には今94歳のじっちゃん、ばっっちゃん(義父母)がいます。
93歳くらいまでは、なんの介護も必要ない状態でしたが(これまたミラクルです)、
今年に入って急に介護を必要とするようになり、今、家族で助け合って、
いかに、お互いが心地よく暮らしていけるかを考えながらやっております。
介護するほうも大変ですが、それ以上にされる側はメンタル的にストレスをかかえるんだなと思います。
ばっちゃんの方は、94歳でも、自分のことは全部やり、
お医者さんや買い物も杖を突きながらバスに乗って出かけています。
これまた凄いばっちゃんなのです。
介護が必要なのはじっちゃんの方で、今までは、山登りをしたり、ウォーキングやったりして足腰を鍛えていました。
が、やはり、だんだん一人で動けなくなってきました。
いつも、たいがい、お医者さんに連れていってあげるのはわたしのお役で、
その車の中で、じっちゃんがこんなことを言ってくるんです。
「情けないよ。。ほんとうに年は取りたくないよ。長生きも考えもんだ。。」と。
その言葉を聞く度にわたしの心は沈みそうになっていました。
毎回、言ってくるたびに、わたしは心の中でゆるしのレッスンをしていました。
そのじっちゃんが、この夏2度も入退院を繰り返しました。
猛暑でしたからね。
その2度目の入院中に起きたことでした。
わたしが家族とお見舞いに行くと、じっちゃんはこんなことを言い始めたのでした。
「オレは、若いころ、好き勝手なことをしてきた。だから今こんな状態になってしまったんだな」
「ばぁさんを頼むな」
と言って涙を流しながら、今まで見たことのないじっちゃんの心の叫びを聞いたのでした。
わたしは、そんなじっちゃんにこう言いました。
「誰が悪いんでもないんだよ。罰を受けるなんてことは本当はないんだよ。
お父さんは一生懸命生きてきたんだよ!」
「お父さん、お父さんは、りっぱだよ!」と。
すると、目からどんどん涙が溢れてきて、お腹の底から泣いている感じでした。
わたしは、その姿を見て、じっちゃん今心の浄化が起きているんだなと感じたんです。
だから、泣きたいだけ泣かせてあげました。
しばらく、じっちゃんは泣いて落ち着きを取り戻しました。
わたしは、その間中、じっちゃんに向けて
「じっちゃんは不死の精霊である。全体であり無辜である。すべては癒され解放された。」と
心の中で何度も何度も祈っていました。
コースに出会ってから、今まで、本当に奇跡をいくつもいただきました。
普段でも素晴らしい奇跡を見せてもらったり、
素晴らしい気づきをもらったり、
神さまからたくさんの贈り物をいただいていますが、
ここぞというこんな時に、相手に心の中で、
「真の姿」を伝えてあげられることの悦びは、この上ない至福です。
もちろん、じっちゃんという兄弟がわたしの奥底に沈殿していた恐れを手放すために、
肉体という幻想を使い、指し示してくれているわけですから、
感謝の気持ちを表しても表しても表しきれないほどです。。
愛を与えてもらっているんだと気づくと何とも言えない気持ちになってきます。
おかげさまで今は、退院してきて、自宅で過ごしていますが、
あの、じっちゃんが号泣してからのわたしとの関係はとても心が通じ合っていて、
今まで、意固地になって言うことを聞いてくれなかったじっちゃんも、
今は、素直な気持ちで受け入れてくれています。
お下の処理の時も、わたしにサレンダー状態です。
「あ~~気持ちよかった。ありがとうな」と笑顔で返してくれるようになりました。
「じっちゃん、まだまだたっぷり寿命もらってるから、これからも私たちと共に過ごしていこうね」
ゆるしは、すべての人に最善をもたらす
この体験が、更にわたしの歩みを確かなものにしてくれました。
愛と感謝を込めて。。
Lara♪