ある物を、
ひとりの人が手に入れることができれば、
手に入れられない人も存在するのです。
ある学校に入学できる人がいれば
入学できない人も存在するのです。
あるひとつの仕事に就ける人がいれば
就けない人も存在するのです。
役職に就ける人が存在すれば
就けない人も存在するのです。
イケメンと呼ばれる人と結婚できる人がいれば、結婚できない人も存在するのです。
お金持ちが存在すれば、
貧乏人と呼ばれる人が存在するのです。
今までの社会システムを例えて言うならば、
ひとつのおにぎりを
大勢で取り合いをしている状態でした。
「これが良いですよ」と言われたものを
みんなで取り合い、奪い合いをしていたのです。
私たちは今まで
みんな共通で「これが良い」とある特定の物や場所、企業といったものを信じ込まされ、
それを手に入れるために競わされる、という
社会に生きていました。
でも、よくよく考えてみれば、
「良い」と思うものは一人ひとり違うはずです。
ここで「変えてやろう」と思って抵抗したところで、自分が疲弊するだけで何も変わりません。
なので、戦うのではなく『離れる』のです。
もうこんなくだらない社会から本気で離れませんか?
美味いものも、人によって違うのです。