紅葉と落葉のシーズンは秋という固定観念を持っている人たちが多くいることであろう。

紅葉して落葉するのは落葉樹のみ、常緑樹は常に緑色の葉を茂らせると…

常緑樹は落葉しないと…

現在、全国各地から桜の開花の便りやら一昨日くらいは東京都心で桜が満開になったという便りが届いた。

しかし、桜の満開やら草花が咲き誇る春先は紅葉と落葉のシーズンでもある。

やはり春先は常緑樹も新芽を出す季節、皆さんが飲むチャノキの葉のお茶はこれから新茶の季節を迎える、まさに新芽の季節を迎え、そのチャノキの新芽を摘んだのが新茶摘み、一番茶である。

今、クスノキという街路樹に利用されている常緑樹の葉が紅葉して落葉し、新芽を出している。








クスノキ科の常緑樹は現在、タブノキ、シロダモなどが葉を落とす。
あと正月飾りにお供えされる地域もあるだろう、ユズリハの樹も葉を落とす。
新芽が広がると古い葉をばっさりと落とす。
この様子がまさに世代交代、 代を譲るということで譲り葉、ユズリハなのだ。
子孫繁栄、家系が代々続くという縁起が良い樹木ということで庭木にされたり、葉を新年正月にお供えして祈りを捧げる…まさに世代交代がユズリハは春に行われているのだ。

 さて庭木や生け垣などに利用されるこの樹木をよく見かけるだろう。
サンゴジュである。
今、まさに珊瑚のように赤く紅葉しているサンゴジュ。これは新芽である。
新芽が赤いのは落葉樹である桜の仲間でも花より先に新芽を出すヤマザクラの葉は赤い。
ちなみにアカメガシワ(後日あらためて紹介)は新芽が赤く見えるがあれは葉がアカいのではなくて新芽に付着した赤い細かな粉というか毛が赤いのであって擦ると赤い粉状のものが取れて緑色の新芽の葉が現れる。
新芽が赤い理由は何なのか、今後は考察してみたい分野のひとつにて。
そういえば、モミジの仲間でも春先からずっと紅葉している園芸品種のモミジもあったなあ。
中には赤く見せることで花びらに見せて虫や鳥など花粉媒介する生物を呼びよせる手段にしている植物もあるかもしれない。
春は花見だけでなく、新芽やら新緑もぜひ観察してみたいものだ。