8/1に神戸三宮・中山手に『PEANUTS HOTEL』がオープンした。

わたし達世代の神戸育ちは「ファミリア」のスヌーピー布バッグが大好きだったはず。(もちろんわたしも…)

だから、おそらくスヌーピーに対する思い入れは他の地域の人たちよりも深いのではないか?と思う。

 

ちょっと前から北野坂を下ったところの古びたビルが改装されていて、『PEANUTS HOTEL』の名前だけが、浮き上がっており、なんだか大好きなスヌーピーを使った胡散臭げなシロモノができるのでは??と疑いの目を向けていた。

 

そしたら、とんでもなかった。

とっても真面目にピーナッツの世界に取り組んでいた。

コミックから、スヌーピーのドッグハウスで寛いで寝てしまう小鳥たちをみて、
" IT'S NICE TO HAVE A HOME WHERE YOUR GUESTS FEEL COMFORTABLE "
と感じるスヌーピーをホテルのコンセプトに
3フロアを「IMAGINE」、「HAPPY」、「LOVE」とそれぞれテーマを設定、さらに全18室すべて 異なるコミックをコンセプトにした客室になっています。 

原作者チャールズ M.シュルツの描く、ユニークで深い「PEANUTS」のコミックには、
友情や、恋、人 生哲学など、
子供から大人まで、誰もが共感できる世界があります。

引用元:PEANUTS HOTEL公式 https://www.peanutshotel.jp/

 

ということで、お寺で眠る父に会いに行き、祖母のお仏壇に手を合わせてPEANUTS HOTELのDINERへ。

 

ホテル入り口にあるカフェ、奥がPEANUTSのグッズ売り場。

入ってすぐのところにあるソファに寝そべるスヌーピー。
 

 

なんということない空間も可愛らしく。

 

 

ダイナー入り口にも見たことのないキャラクターが!

 

食器も欲しくなるものばかり。

 

 

たぶん、古いビルをリノベーションしたと思うのだが、良い意味でその古さが活きている。『PEANUTS』は1950年代、アメリカ西部生まれ。チャールズ M.シュルツ氏がアトリエを構えた自然が豊かなカリフォルニア…そんな空気を感じた。

 

 

色とりどりのメニュー。神戸にちなんで淡路島の食材が使われている。ただの可愛いレストランじゃなく、きちんと地産地消にもこだわりが。すべてのメニューにPEANUTSの仲間たちのエピソードが散りばめられている。

 

 

見た目よりもずっとコクがある「ライナスと星空のスープ」

 

 

アボガドがまろやかな「フリーダのスパイスシュリンプサラダ」

 

 

スヌーピーが結成した冒険隊、ビーグル・スカウトたちのハイキングで食べさせ てあげたい!「ビーグル・スカウトのビスマルク」
生地はモチモチでした。

 

 

 

「凧食いの木のジェノベーゼ」

凧がうまく飛ばせないチャーリー・ ブラウンは、いつも”凧食いの木” に凧を食べられてしまいます。そんなチャーリー・ブラウンの強敵、凧食いの木をイメージしたジェノベー ゼ。

「シェフ・ウッドストックのステーキ - トリュフとポテトのエクラゼ -」
いい匂 いに誘われて、シェフ ・ ウッド ストックをみつけ たスヌー ピーが 「 ミ ディアム レア で 。」 とオーダーするシ ーンをイメー ジしたステーキ。

 

「フリーダのピンクピーチメルバサンデー」見た目は強烈に甘そうですが、桃の酸味も生きており、とってもあと味が爽やか。
 
ということで、夏休みの最後をこの年齢になっても変わらず大好きなスヌーピーと仲間たちに囲まれてほっこりと過ごすことができました。