昨日の夜の土砂降り。。。
・・・あやうく難を逃れる。(^^)
雷の音と光がとどろくなか、
ホント、ぎりぎりセーフで免れた。
#今年の梅雨は未だ雨に濡れず。
昨日の6月23日。
沖縄は70年目の慰霊の日を迎えた。
沖縄戦の犠牲者は20万人余。
東日本大震災の被災者の10倍の数。
#まこと痛ましい数。
戦没者の追悼式典のニュースを見て、
未だ70年前の戦争を引きずって暮らす沖縄を思う。
写真は、今年の4月に行った沖縄での一枚。
宿泊したホテルから10分程歩いた所に海があった。
そこは「波の上ビーチ」といった。
訪れたのは夕方。
日の暮れる3~40分程前。
ビーチの手前は公園になっており、
沢山のシニア達がベンチで将棋や囲碁を打っていた。
そしてビーチでは、
中高生の部活後の遊びだろうか、、、
まこと生き生きとしたジュニア達の活動があった。
まさしく老若男女の憩いの場。
とても平和な光景で、
今も目に焼きついている。
沖縄とは仕事を通じて縁があって、
ここ数年、毎年1回は訪れている。
少しでも時間があれば立ち寄るのが、
「沖縄県立博物館」。
今回は戦後70年として、
地元報道カメラマンの二人が撮らえた沖縄、
「終わらない戦後」という写真展が企画されていた。
未だ、ガマに眠っている人骨。
今も、米軍ヘリ下でグラウンド体育をする子供達。
そこで起きる、事故、事件、政治問題。
そこにある、経済、風習、習俗。
一家全滅の家の後。
共同のお墓。
祭祀での祈り。
沖縄の人に寄り添うその眼差し一枚一枚が、
逆に痛々しく・・・、
日本人すべてが受け入れがたい現実を、沖縄の人たちが一手に背負ってきた歴史が写されていた。
鼻を銃弾で飛ばされ、
マスクを片時も離さない女性の写真。
・・・その屈託のない笑顔の先に、
どんなに平和を喜び、
どれほど生き残った生を噛み締めて生きていたのかを、
自分にはその気持ちが理解できるなどと言える由もありません。
その日、帰りのタクシーで
運転手さんがポツリと言った。
時に、
ラジオからは安部首相と翁長知事の会談決裂のニュースが流れていて、
”どうせ沖縄を日本の盾にしようと思ってる。
それが沖縄の人はわかるんだ”
と。。。
この時の会談の「辺野古」の問題はまだ片付いていません。
「波の上ビーチ」では、
物凄い音で米軍飛行機が低空で飛び去った。
まさしく爆音。
けど、、、
そこの沖縄の老若男女は、
ちらっと上を向くでもなく、
過ぎ去る轟音をただ過ごしていました。。。
経済も大事。
平和も大事。
安定と平等感も大事。
きれいな海と、そこに住む人々の笑顔も大事。
そして、歴史を知ることも大事。
沖縄70年目の慰霊の日に、
心を寄せて。。。
長文お読みいただきありがとうございます。
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