『アカモク』。 | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

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2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。








雪の七ヶ浜で半年振りに再会した富山の奥田さん。




手にしてるのが、、、

昨日の記事に書いた「アカモク」。






このアカモク。

七ヶ浜の海岸を散策中にさくっと収穫。



これを洗って湯通しして刻んで食す。

この日は醤油で食べたけど、ポン酢が合いそう。



他には、

味噌汁の具にも、

玉子かけご飯と一緒でも、

酒の供にも相性抜群だそう。




・・・聞くところによると、

ヌメリの成分がモズクの二倍だとか。



毎日食べると免疫力アップで風邪知らずの強い体になる。



それより何よりスゴイのが、

これが浜の散歩で簡単に獲れるってこと。


自然の栄養素が身近に溢れているってことだ。





この浜は「表浜」という浜。

別名「外人浜」。



たかだか50、60mの幅の浜で、

両脇の岸壁の上には高山外国人避暑地として、大きな別荘が立っている。

ここは、その昔から外国人により「山の軽井沢、湖の野尻湖、海の高山(七ヶ浜)」と称され、「日本三大外国人避暑地」の1つ。



震災の爪痕は酷く、

ついこの間まで

浜の先のテトラポットに船の残骸が引っかかっていた。


砂浜には仙台港から流れてきた大量のタイヤが埋まっていて、

それを掘り起こすことに苦労した。



今は、壊れたトイレ・脱衣所等もキレイに片付いて、

(これは不謹慎な表現かもしれないけど)

明治の頃に開所したという、

日本で三番目の海水浴場の頃の素朴な風情がある。



そんな由緒ある七ヶ浜。



今、

とてもシンプルな美しさが戻ってきています。




-END-