
Photo(GALAXY SC06D) 2014/10/20 12:30
懐かしい・・・
って、思う人も多いと思う。
これは鰹節削り器。
商品名は「鰹箱」。
ただ、コレ、自宅用ではなく、
取引先と行うゴルフコンペの景品。
日本の伝統道具の珍しい一品を・・・、
というボスからの難しいオーダーに応えた。
ご縁あって手にする方が喜んでいただけますように・・・。
さて、
この品を購入したのは銀座・三越。
こちらの贈答品売り場。
外国人が目立って多いこと。
包丁やお箸、そして湯呑み茶碗など、
欧米系の観光客が群がっていた。
店員さんも英語(単語)を駆使して、日本の文化を一生懸命発信。
その姿に感銘。
高級お箸を吟味の上買った女性に感激。
さて、
買い物をすませて地下一階へ行くと。
そにには中国人の群がり…。
七・三にカットした短髪の男性が、とても血色のいい顔つきでスマホ片手に化粧品をオーダしてる。
それに応えて、高級化粧品の箱をテーブルいっぱいに陳列する日本人店員。
なんかね・・・、
見慣れない違和感。
・・・”金はある”
的な感じ。。。
化粧品ってこんな買い方するんだっけ…。
って、なんだかなーの・・・、個人的な違和感。
その帰り、スタバでブレイク。
すると、、、
こちらでは中国人の若い女性。
お店にディスプレイされている食器類をあれよあれよと全部買い。
しかも、今、精算するから品物をしばらく預かってくれという。
確かにもって歩けやしない量。
やっぱりね、、、ここでも違和感・・・。
根こそぎ買うその姿に、
なんだかねぇ・・・、的な、違和感。
最後、その帰り道。
今度は背の高い白人ファミリーから道を聞かれた。
・・・フィッシュマーケットはどう行けばいい?
というクエスチョン。
えっ、魚屋さん?
銀座のど真ん中で・・・。
と、躊躇したらば、
地下鉄マップを開いて「築地」を指差した。
なるほどね、築地市場!
・・・しかも、歩いていくという。
片言の単語で道を教えて、、、
まてよ…と。
どうしても日本語を言いたくなった!
”あとは、
ずーーーっと真っ直ぐ!
ずーーーっとね!”
って、力強く伝えた(笑)。
OK・OK!って、笑って揚々と歩いて行った。
・・・なんだかね、、、
この日、このとき、
無性に日本語で言葉を伝えたくなった。
だって言葉って文化だから。。。
とかなんとかいいながら、
”歩くなら30分かかるよ!”
って、優しい英語でさらりと伝えれなかった自分を早々悔やんだ。(苦笑)
日本伝統の鰹節削り器を買いに行った日の、
異文化接触だらけの一日のお話。
あー、やっぱり英語をペラペラ話したい(笑)。
そうして来るべき2020年東京五輪を思った。
-END-