
Photo 2014/06/27 20:23
# まぁ、たまにはいいでしょ・・・(苦笑)
ここは日暮里、谷中銀座。
「夕焼けだんだん」坂の手前の酒屋さん。
先週末、約2年ぶりに立ち寄った。。。
この日仕事で、、、
長~いプレゼンを行い、
そして、少しだけ重~い課題をいただいた。
・・・決して、、、
乗り越えられない壁じゃない。
だから落ち込む必要も無い。
けれども、、、
簡単に前に進めぬ現実に徒労感を覚え。。。
それで帰りの途中、ふと思い出した。
「夕焼けだんだん」を歩いてから帰ろうと。
だって、あそこは行き交う人皆、楽しそうだから。
なかには哀しそうに歩いている人もいるけれども、それでも、”だんだん”っていうリズムで坂を上り下りする。
そう、あの坂を上って下れば、
今日無事に終えたという心の区切りがつくような。。。
・・・なにかそんな坂。
その坂の手前、一件の酒屋がある。
二年前、同じ職場に仙台出身の同僚がいて、一緒にこの坂に来た。
震災を思い、お互い故郷を後にしていることを背負い、ここでワンカップを買って坂に腰掛けて飲んだ。
そのことをふと思い出し、お店の中に顔を出してみると、その時と同じおばちゃんが居た。
その時と同じ東北の銘酒『会津ほまれ』がキンキンに冷えていた。
一杯飲って帰ろう・・・。
おばちゃんが段ボールを座布団代わりに席を作ってくれる。
行き交う人の声。
自分の目線は人の腰から下だ。
そこで交差する人の足元を見ていると、
過ぎ去っては新しくなる時間の無常さを感じる。
そのうち、隣に一人来た。
どうやら近所に住む常連さんのよう。。。
おばちゃんと交わすねぎらいの会話が心地よく、すぐに打ち解けて世間話に花が咲いた。
皆がんばっている。
それぞれ問題を抱えて生きている。
また今度、、、
次は、この日の仕事の成功という区切りを持って、また座りに来ようと思った。
こうして働き詰めの一週間が、”だんだん”って感じで元気に終われた。
ここで交わせた人情に、またがんばろうっていう気になった。。。
そんな週末を思い出すスナップ1枚。
あと、もうどうでもいいことだけど、、、
すっかり忘れていたことがあった。
当初の目的。。。
”夕焼けだんだん”を歩いてなかった・・・(苦笑)。
# また今度(^^)。
-END-