言葉にはできないこと。 | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。



 




言葉では表せないこと。

言葉では伝えられないこと。






一言では言えないこと。

一言では言い切れないこと。






臆病とは何かということ。

強さとは何かということ。






馴れ合いとはなんたること。

孤独とはなぜあること。






託すとはいかなること。

託されるとはどれほどのこと。






思いが繋がるということ。

思いを果たすということ。






そして、

誰かの思いの元に生きるということ。

誰かの思いの元で生きている人がいるということ。




今の自分を慈しみ、

今の自分の成り立ちを尊ぶということ。




そうして、

人は永遠の営みの中に繋がって生かされている、


生きているんだ、ということ。





   *   *   *






『永遠の0』を観ました。

言葉では表せない思いで一杯です。



僕の田舎で、、、

戦争で亡くなった兄のお嫁さんと、その弟が結婚している家があった。


そんな話は、祖父母の回りや、親戚を辿れば、どこか誰かの家庭では少なからずあったように思う。



それは(今思えば)、

それぞれに、それぞれの事情の物語の果てに、そのような選択をする必然があったのだろう。


戦争という行為その果てに・・・、

そういう物語や事情が個々できたのであろう。


そう、きっと日本国中、この映画のような物語が沢山あったのだと思う。。。






そしてこの映画は、

単に、戦争の悲惨さや理不尽さを伝えているのではなく…、


むしろ、残されたものの、今、繋がって生きているものの、



 その未来を大事にしよう・・・



というメッセージだと思う。



 そんな今を大事にせよ!



そう伝えてくれました。







それと、、、

弱さの発言は、決してそう聞こえるだけの臆病なことではないということ。


用意周到な判断を持ってすると、それは確たる強さの裏返しであるということ。



そんなことも教えてもらいました。






   *   *   *







とてもとてもいい映画でした。。。




僕の前の席で体育会系の男子高校生たちが、バケツのような大きなカップに山盛りのキャラメル・ポップコーンを手にして終始じっと観ていて…。




・・・エンドロールの時、



その男子高校生たちの手元を見たら、そのほとんどが減らずじまいだった。。。


それがなんだか、、、

この映画の感想を共有できた気がして、

とてもうれしかった。。。








そして、

『永遠』という言葉。



零戦の戦いから生き延び、命を繋げてきた祖先。



誰かのために、

自分のために、



そして、



今私たちが居る未来のために、


・・・いろんな思いをこらえて生きてきてくれたことに、


感謝です。






今もたらしてくれている平和に・・・・・、とても感謝です。





-END-


Android携帯からの投稿