「写真は肉眼を越える」
これは、私の大好きな写真家、
土門拳の言葉です。
今、六本木のフジフィルムスクエアで土門拳の写真展『古寺巡礼』が開かれています。
土門拳の写真は、
一言でいえば、
そう、"圧倒感"。
それと、
"やさしさ"。
この"圧倒感"と"やさしさ"は、相反する言葉に感じるかと思います。
でも…、
自分のなかでは、
それが感じられる只唯一の写真家。
それが土門拳です。
私が最も感銘を受けている土門拳の言葉をご紹介させて下さい。
"写される人に押されては
ろくな写真は出来ない。
写される人が
「あなた任せ」
の心境になるまで
押し切らなければだめだ。
気力第一である。"
車イスの生活になっても、
右手で字を書けなくなっても、
気力さえ失わなければ、事を為せます。
土門拳は、それを身をもって示してくれました。
"押し切る"ということ、
そして、
何事も「気力第一」だということを学んだ大切な言葉です。
写真展は7月10日(水)まで。
今日は週の終わり、金曜日。
今日も一日奮闘してまいりましょう!!!
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