昨日、突然にある若者からご連絡をいただきました。
某メディア企業の仙台支社に務める若手営業マンです。
朝早くにメールが入っていて、
朝、仙台から東京に出張があるので、本日夕方、時間を貰えないかと。
仙台から・・・、
と言われると断る理由はありません(^^)。
という冗談はさておき、
先月の4月、仕事で仙台入りした際、
その会社の支局が私の訪問先の真ん前のビルにあり、その際、電撃的にご挨拶に伺いました。
ご挨拶に行った方は、今年春までの東京本社時代、大変お世話になったTさん。
そのTさんを、少し驚かせてやろうと、少しのいずら心を持って訪問。
その時、Tさんからマンツーマンで指導を受けていた青年。
それが彼でした。
訪問時、支社長であるTさんの横に、ずっと座らせていたので、相当目をかけられているのでしょう。
なるほど、目の向き、相槌、座る背筋など、好青年でした。
その好青年もTさん同様、最近仙台に赴任してきたばかり。
これからの復興予算や、新しい町づくりにかける自分の思いとなど、しっかり自分の言葉で語っていました。
* * *
うまくいかないときや、
思うようにならないとき、
そこで立ち止まるのは当然のことで、
そこであきらめる場合が多々あります。
でも、そこで、
人を巻き込む人がいます。
自分の悩みを表に出して、
自分のやりたいことを人に語り、
自分の弱くて知らない所を相手にぶつけられる。
そんな人と一緒にいると、
こちらまでその気になって、
その事を考え続けることになります。
昨日の彼はそんな男でした。
* * *
まだ20代後半の彼は、
とてもストレートでした。
宮城県南部にある小さな町の課題に、自分の事業とともに何かしら関わりたいという相談の内容でした。
もちろん、私に何ができるという訳ではありません。
でも、彼は、先日私がTさんに伺った際、何か一緒にできることがあれば・・・、というメッセージに、何かしら反応をおこしたのでしょう。
一時間ちょっと話して、
これからのことを自分もやれる範囲でサポートする約束を交わしました。
その時、持ってきてくれたのが、写真の、菓匠三全の「ずんだまんじゅう」。
東京出身の彼は、、、
「ずんだ」の意味を最近知ったそうです(笑)。
人の時間を使うときの、
ちょっとした礼節を怠らない若者に、大変好感が持てました。
昨日の日差しは暑いというよりも、痛かった。。。
新橋七丁目の裏通り。
タチアオイの花がくるおしいように咲いていました。
夏の始まりを喜ぶかのように。。。
背筋を伸ばして爽やかに。
昨日突然来てくれた若者の姿にダブって見えました。
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