若者 | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

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2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。



昨日、突然にある若者からご連絡をいただきました。


某メディア企業の仙台支社に務める若手営業マンです。




朝早くにメールが入っていて、


朝、仙台から東京に出張があるので、本日夕方、時間を貰えないかと。




仙台から・・・、


と言われると断る理由はありません(^^)。





という冗談はさておき、


先月の4月、仕事で仙台入りした際、


その会社の支局が私の訪問先の真ん前のビルにあり、その際、電撃的にご挨拶に伺いました。



ご挨拶に行った方は、今年春までの東京本社時代、大変お世話になったTさん。


そのTさんを、少し驚かせてやろうと、少しのいずら心を持って訪問。



その時、Tさんからマンツーマンで指導を受けていた青年。


それが彼でした。




訪問時、支社長であるTさんの横に、ずっと座らせていたので、相当目をかけられているのでしょう。


なるほど、目の向き、相槌、座る背筋など、好青年でした。



その好青年もTさん同様、最近仙台に赴任してきたばかり。


これからの復興予算や、新しい町づくりにかける自分の思いとなど、しっかり自分の言葉で語っていました。





   *   *   *





うまくいかないときや、


思うようにならないとき、



そこで立ち止まるのは当然のことで、


そこであきらめる場合が多々あります。



でも、そこで、


人を巻き込む人がいます。



自分の悩みを表に出して、


自分のやりたいことを人に語り、


自分の弱くて知らない所を相手にぶつけられる。



そんな人と一緒にいると、


こちらまでその気になって、


その事を考え続けることになります。



昨日の彼はそんな男でした。





   *   *   *





まだ20代後半の彼は、


とてもストレートでした。



宮城県南部にある小さな町の課題に、自分の事業とともに何かしら関わりたいという相談の内容でした。


もちろん、私に何ができるという訳ではありません。



でも、彼は、先日私がTさんに伺った際、何か一緒にできることがあれば・・・、というメッセージに、何かしら反応をおこしたのでしょう。



一時間ちょっと話して、


これからのことを自分もやれる範囲でサポートする約束を交わしました。




その時、持ってきてくれたのが、写真の、菓匠三全の「ずんだまんじゅう」。



東京出身の彼は、、、


「ずんだ」の意味を最近知ったそうです(笑)。




人の時間を使うときの、


ちょっとした礼節を怠らない若者に、大変好感が持てました。





昨日の日差しは暑いというよりも、痛かった。。。




新橋七丁目の裏通り。

タチアオイの花がくるおしいように咲いていました。




夏の始まりを喜ぶかのように。。。


背筋を伸ばして爽やかに。




昨日突然来てくれた若者の姿にダブって見えました。





-END-




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