”ばっけ”。
今朝、見つけました!
近所にある日当たりのよい畑の端っこに、「ふきのとう」がありました。
今年初です。
先週末は「春一番」が吹き荒れた関東。
いよいよ春ですね~♪
東北では、「ふきのとう」のことを”ばっけ”と呼びます。
なんで”ばっけ”と呼ぶか・・・?
昔、ばあちゃんに聞いたことがあります。。。
春早く咲く、めでたい阿呆のような植物だから”バガケ(バカの気があるヒト)”なんでねぇかと。
で、”ばっけ”(笑)。
そんな脳天気な笑い話で大笑いしました。
今、辞書やWebで語源を調べれば、まこと学術的な説が出ています。
がっ、
うちのばあちゃんの説がまこと見事で痛快であります(大笑)。
このふきのとうは、天ぷらで食すのもいいですが、「ばっけ味噌」が秀逸。
ふきのとうのほろ苦さとミソの愛称が抜群なのです。
ご飯の上にかけて食べても美味しいし、お酒のつまみにも最高。
自分は、焼いたアスパラと一緒に食べるのが大好物です。
東北の土産物屋に行くと、「ごはんですよ」のような小さな瓶に入って売っています。
ぜひお試し下さいマセ。
* * *
ちなみにコチラは、宮城県七ヶ浜町特産の「ぼっけ」です。
秋の味覚。ぼっけ汁が有名です。
その名は、ぼっけの「ボーちゃん」。
町の観光キャラクターです。
このペンダントは七ヶ浜町にボランティアに行った方はお持ちではないでしょうか。
作成はカンジいさん。
津波で流された樺の枝を使って、毛糸を通してペンダントにして配られておりました。
私はコースターとして愛用しております!
* * *
”ばっけ”の畑には、ダイコンが植えられていました。
寒さの中、すくすくと育っていました。
寒さ厳しい様子からか、写真の通り、野生的なダイコン畑が撮れました(笑)。
このダイコン、根の白い部分が回って地上に”おがって”くるんです。
ネジをゆるめるようにじわっじわっと。
まるで春の空気を吸いに来るように。
ここにも春の息吹を感じられました。
* * *
”ばっけ”は秋田県の県花です。
その秋田では、昨日、秋田新幹線の脱線のニュースが流れていました。
雪の中、線路を歩いて救出・誘導されていた乗客の皆さん。
我が故郷の一つ、秋田の春は、、、まだもう少し先のようです。。。
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