マグロ、フカヒレ。。。
気仙沼の漁港・市場の賑わいを願う立場として、その様子をご紹介したいと思います。
昨年9月、「モドリカツオ漁」の頃に訪問してから半年立ちました。
漁港はマグロで賑わっておりましたが、市場の建物はまだ復興途中。
内陸側から建物が復旧してきていますが、海側の市場部分はまだ津波の爪痕が残ったままです。
地盤沈下のため、満潮時は海水に浸かってしまいます。
写真のように巨大な土嚢袋で内陸に入る海水を防御。
建物は未だ潰れたままです。。。
(漁港以外の状況はまた別記事で書きたいと思います)
これは漁協が新たに作った冷凍庫。
マグロで賑わっていた市場内の様子です。
丸々としたカジキマグロ。
コロコロとしたバチマグロ。
マグロのカマ。
マグロは捨てるところが無いとお聞きしました。
だから、こちらではマグロを「海の豚」と呼ぶそうです。
部位全て食べれるだけでなく、料理においても、肉よりマグロがメインなんだそうです。
ステーキもマグロ、カレーの肉もマグロがおいしいと。
こちらはお魚市場で販売されてたカジキマグロ。
右にあるのが、カジキマグロの骨周辺の肉。こちらでは「ハーモニカ」と言うそうです。
これを焼いて食べると最高なのだそうです。
左側は鍋用のぶつ切り。
どちらも地元以外のスーパーではなかなか並ばないらしく、荒々しい肉感です。
気仙沼で合流した秋田と山形から来たメンバーは、日本海側とは違う魚に感激し、箱で沢山買ってくれました。感謝。
こちらは、サメ。
ヨシキリザメという種類だそうです。
肉はすり身でかまぼこになるそう。
このサメは、頭だけは使えないらしく、海上で捨ててくるのだそうです。
ということで、家と会社メンバーへのお土産は「ふかひれ濃縮スープ」。
こちらはパスタソースにしても美味しいそうです。
* * *
漁業の完全復活とまでは言えなくても、気仙沼は漁業の町ゆえ市場の賑わいが欠かせないと思います。
こうして気仙沼の漁業・市場が一歩づつ前に進み、冷凍倉庫業、加工練り物業などの復興へと進んでくれればと願います。
やっぱり、今自分にできることは、、、
”食べて”、”買って”、”紹介して(伝えて)”、
ということぐらいしか出来ませんが、こうした応援はこれからも続けて行きたいと思います。
-END-