昨日のフィギュアスケート日本選手権で優勝した浅田真央選手。
あの場の集中力はすごいと思いました。
普通であれば、出場することはもちろん、自分の演技をやり遂げることも難しい状況です。
そんな状況のなか、冷静にかつ平常心で、自分のできる範囲を演じきった姿は、普段より強くてしなやかでした。
解説者の感極まってつまった声や、
コーチの感涙の姿とは対象的に、
たんたんと言葉を選んで話すその姿もまた印象的でした。
勝つぞ!という勝負としての集中力というより、
泣き母に見てもらうという、もしくは一緒に滑る、ただそれの集中力のような気がしました。
こんなとき、
やっぱり頼りになるのは、
"練習は裏切らない"
ということだと思います。
普段からの鍛練、
しかもメンタルにおいてまでの準備の大切さを、
今大会の浅田真央選手から学んだ感じがします。
逆に言うと、
"普段、練習で出来ていないことは、大事なときにも出来るわけがない"
ということ。
そして、
母親が自身の内面に存在している今の浅田真央選手、
もっともっと強くなるような気がします。
来年3月の世界選手権も期待したいと思います。
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