ちょうど先週の日曜、七ヶ浜から帰ってきたその日。
七ヶ浜で出会った仙台泉区在住の菊池さんから葉書が届いていました。
9月、七ヶ浜で一緒に撮った写真を送った私の手紙への返信ハガキ。
アナログな近況交換もいいモノですね。
壁に手紙を貼って、小田原キヨシさん著の「ヒトのチカラ」とパチリ。
これで七ヶ浜がそばにいるような気がします。
菊池さんと最初に出会ったのは7月。
菖蒲田浜そばの民宅の現場で一緒に活動した菊池さんはサブリーダーをしていて、土嚢の結び方を丁寧に教えてくれました。
その日はとても暑い日でしたが、菊池さんのおかげで涼しいひと時を頂いたんです。
10時の休憩時、キーンと冷えたキュウリの一本漬けを5,6本、ご自分のクーラーボックスから出して来、紙皿の上でナイフで小さく切って、皆にまわしてくれたんです。
このキュウリ、ホントによく冷えていて、ウマかった!
また、熱中症予防の為にも塩分補給ができます。
聞くと、毎日、帰り途中、スーパーからキュウリを仕入れ、奥さんが浅漬けにして持たせてくれるとのこと。
とても素朴なコトなんですが、活動する仲間への気遣いをご家族でしてくれていると思うと、胸にジーンとくるものがありました。
午後には、14時頃の休憩時、凍らせた一口ゼリーを一人ひとりに声かけして配ってくれました。
これも汗ダクの身体には格別です。シャリシャリと喉に落ちていきます。
コレいつも菊池さんが七ヶ浜の仲間にしているコト。
同じ活動メンバーにずーっと続けているんです。
菊池さんは、前日の活動後、翌日の活動人数を把握してキュウリやゼリーを準備しているようです。
この気配り・ご準備に感動するとともに、ご自分で出来る範囲の配意を、継続して実行し続けることの偉大さに気づきました。
(右側が菊池さん)
さて、菊池さんは仙台のご自宅から車で七ヶ浜にやってきます。
7月に会った時は、”50回、七ヶ浜に来ることが目標”と言ってたケド、今はもう100回近くに活動していらっしゃいます。
移動距離ですが、片道30キロとして往復60キロ。これを100回で、合計6,000キロ。
6.000キロと言えば稚内から鹿児島を約一往復した距離になります。すごい距離です。
ガソリン代も大変だろうケド、ここまで続けて来たコト、並じゃできないです。すごいです。
手紙の中で、「遠くから七ヶ浜に来てくれる方々への感謝の念が、ご自分の活動源」と書かれていました。
私も会社の仲間・同僚が自発的に七ヶ浜の活動に参加することに感謝の念を持って帯同していることと重なり、勝手ながら菊池さんを師と仰いでいます。
七ヶ浜には、菊池さんだけでなく、学び、尊敬できる方々が沢山います。
END