今回、幻の鷹、ツミが住むと言う森を訪れた。滅多に会えない最小の鷹だ。

 森の中は、じめじめとしていて、いかにもヒルやマダニがいそうだ。しかも結構暑い。

 恐れずに進もう。

ツミの鳴き声が響く。近いぞ。

いた!まだ若い。今年生まれた若だ。

水辺に来ている。息を殺して見守る。

 オッと、水に入るのか?貴重な場面だ。

 暗い森の中で日が当たらない場所が多い。

 オオッ早速ズッポリ入ってしまいました。

なんてね、結構時間かかっています。待ち時間長めです。

 気持ち良さげ。子供は水が好きだよね。

 結構近くで撮っているのだが、気にする素振りは無い。こちらがジッとしているのもあるかもしれないが・・・・。

 カラスの行水ならぬツミの行水はたっぷりと時間をかけて楽しんでいました。

 やがて、暗い森の中へ帰っていきました。

 ツミがいなくなったのを確かめるようにカルガモの親子が通り過ぎていきます。

 

 チョッと待て! カルガモは山の中にはいないぞ。

何かヘンじゃないのか?

 そうです。

物語はフィクションです。

私は森に行っていません。ヒルもマダニも多分いません。でも、4ヶ所も蚊に刺されました。

 何せ近所の公園の水路での出来事ですから。

もちろん、写真はすべて本物ですけどね。