みなさま、こんばんは!

ついに12月も中旬になりましたよね。

 

このブログ、実は今年1月1日から毎日書き続けています。

あと20日で丸1年連続、毎日書いたことになります。

 

文章を書くという作業は、自分と向かいあう作業であり、創造のわざ。

 

 

こと中国においては、文字を刻む、文章に起こすということは特別な意味合いを持っていました。

歴史上の出来事はじめ言葉や行動に至るまで、中国では文字として記録され、後世に伝えられてきたわけです。

 

 

三国志の覇者・曹操の息子の曹丕(そうひ)は、魏(ぎ)の国で初の皇帝となったばかりでなく、文学者としても類まれな才能があり、また文章というものに並々ならぬ思い入れがありました。

 

今日は、曹丕がまとめたとされる、『典論(てんろん)』を読んでみましょう。

 

 

蓋文章經國之大業、不朽之盛事。

年壽有時而盡、榮樂止乎其身。

二者必至之常期、未若文章之無窮

ーー『典論』論文

 

文章というものは一国の運営に関わる大事であり、不朽なる壮大な事業である。

時が経てば人は老いてしまうし、英華を極めたとしても我が身が心地よいのみである。

この二つとも盛者必衰のことわりにはあらがえないが、文章には尽き果てぬ永遠の力がある。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

おやすみなさいませキラキラ