人は生きていれば、さまざまな困難や悲しみに遭遇します。
それが、突然のことであれば、なおさら大きなインパクトをもたらします。
大事な友を失って悲しみの中にいると、「早く元気にならなくちゃ」とか「いつまでも悲しんでいられない」という
思いが出てきて、戦ってしまう自分もいます。
『論語』にも、
子游曰、喪致乎哀而止。
ーー『論語』子張第十九
孔子先生の弟子、子游は言いました。
喪というものは、悲しみを尽くしたら完了する。
とあります。
悲しみを出し尽くしたら、故人との思い出が美しいのものへと昇華されるに違いありません。
それでは、また明日