おはようございます。

 

今日は山の日なんですね。

久々家での〜んびりしています。

 

で、あっという間にもう夕方ガーンアセアセ

 

 

なんだか、日本の祝日って嬉しいんですよね。

 

日本て、祝祭日がすごく多いんです。

 

日本に帰ってきて3年になるのに、頭も身体もチャイニーズ仕様になっており、祝祭日も中国基準になっている自分・・・。

 

お休みが多いのは嬉しいことではありますけどね。

 

 

 

中国にいた頃は、本当によく働いていました。

 

祝祭日も少なかったし、診療以外にもクリニック内外でのセミナーやイベントなど、予定がない日がほとんどない状態でした。

 

 

それで考えました。

 

休みってなんだろう、と。

 

 

中国医学では働くことを「労(ろう)」、休むことを「逸(いつ)」といい、そのバランス=労逸結合を大事にします。

 

日本だとワークライフバランスと言いますが、中国では「ワークレストバランス」といったところでしょうかねえ。

 

 

 

夏休みだし、連休だし、どこかお出かけされる方も多いと思いますが、私の場合は家でくつろぐのが最大の楽しみ。

 

1日中人と膝をつき合わせてメンタルのトラブルを解決する精神科医の仕事は「感情労働」とも言われていて、体の疲れというよりは脳と心が疲れるんです。

 

 

だから、1日誰とも顔を合わせず、話もしないで済むのが最大の休息で癒しです。

 

『老子』にも、こんな一文があります。

 

躁勝寒、静勝熱。清静爲天下正。

ーー『老子』第四十五章

 

動作を多くして耐えず動かしていれば寒くなくなる。

反対に静かにしていれば動かないから熱さを防げる。

清く静かな状態こそがこの世にバランスをもたらすものだ。

 

 

一人静かに過ごすことで、この酷暑もやり過ごせる。

そしてみんながそうやって静かな環境で休むことで世界も平和になる。

 

そんなイメージなのかもしれませんね。

 

それでは、皆さまもゆっくり休んで英気を養ってくださいね。