おはようございます。
昨日は1日、医師会の当番で住民健診の仕事でした。
会場が田んぼの真ん中だったので、昼休みは畦道(あぜみち)をお散歩。
風に吹かれて、稲の匂いを嗅いで、鳥たちと語らう。
向こうには電車が走っていく。
そんな宮城野ののどかな6月を楽しみました。
今日は「風」つながりで、この一文をご紹介します。
君子之徳風也。小人之徳草也、草上之風、必偃。
ーー『論語』顔淵第十二
書き下し文いきます。
君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草 之に風を上(くわ)うれば、必らず偃(ふ)す。
君子の徳というのは風と言えるだろうね。これに対して世の人々の徳は草のようなものだ。
草の上に風を吹かせたら、必ずなびくだろう?
「徳のある政りごとを行えば、民も必ず善に感化される」という意味です。
なびいている民の様子を見れば、その風を吹かせている方たちの思いも読み取れてしまうのかもしれないですね。
それにしてもですけど・・・。
乗り鉄遺伝子を持つ私は、田んぼの中を走っていく電車の姿にウットリしておりましたのですです