おはようございます。
女子兵法部、部長の本橋です。
昨日は兵法における「正」と「奇」についてのお話しをしましたが、今日はその続きを『李衛公問対(りえいこうもんたい)』から取り上げたいと思います。
七大兵法書の中で一番新しいのが、『李衛公問対(りえいこうもんたい)』。
唐の時代、明君とうたわれた第2代皇帝・太宗と、重臣であり兵術の天才・李靖(りせい)=衛公。
兵法のプロ同士の間で交わされるQ&Aの様子がダイナミックな筆致で表現されています。
著者も成立年代も不明ですが、少なくとも太宗や李衛公が自ら記したものではないようです。
こういう歴史ミステリーって、ロマンをかきたてますよね。
ちょっと長い文章いきますよ。
太宗曰、高麗数侵新羅、朕遣使諭、不奉詔、将討之。如何。靖曰、探知蓋蘇文、自侍知兵、謂中国無能討。故違命、臣請師三万擒之。
太宗曰、兵少地遥、何術臨之。靖曰、臣以正兵。
太宗曰、平突厥時用奇兵、今言正兵何也。靖曰、諸葛亮七擒孟獲。無他道也。正兵而已矣。
太宗曰、晋馬隆討涼州、亦是依八陣図、作偏箱車。地広則用鹿角車営、路狭則為木屋施於車上。且戦且前。信乎、正兵古人所重也。
靖曰、臣討突厥、西行数千里、若非正兵、安能致遠。偏箱、鹿角、兵之大要。一則治力、一則前拒、一則束部伍、三者迭相為用。斯馬隆所得古法深也。
あー。
あ====!
疲れた
漢字好きな私でも、日本語で漢字入力するの、疲れるう〜。
昔なんて、コピペもできないから大変だったんだろうなあ。
朝から激疲れたので、今日はすみませんが、you tubeで自習ね(爆)
ちゃんとみてね
北陽の演じてるチャラい鎌倉武士、私の前世かと思ったわ
「漢字、かっけええ」
「万葉仮名、めんどくせええ」
「てか、直接中国語で書いた方がいいんじゃね?」
とか言って、鶴岡八幡宮あたりでブイブイ言わせてた気がします。
日本語訳とか、続きは明日ね。
世呂史区