お久しぶりです。

女性ホルモンを初めて飲んだのがもう2年も前の事になってしまいました。

このブログに書いていた様に、女性ホルモン剤を飲んだり止めたり繰り返して、自分の体や心の多くの変化を感じました。

現実問題をふと考えた時に、ホルモンの摂取をやめました。

理由はいくつかあります。
・社会的にMtFを受け入れる体制が完全ではない事。
・MtFが女性として一般的な仕事につく事が容易では無い事。
・両親の事
・恋人の事
・金銭的な事
・etc...

体と心に違和感を感じて居ます。
数日間泣き続ける事もあります。
男である自分を消してしまいたくなる事もあります。

ただ、自分は人間です。
子孫を残す事が可能な生き物です。


姉が結婚し、甥ができました。
子供が好きです。
将来は自分の子供が欲しいです。
自分が男である事に苦痛を覚えるがために、本来産まれてくるはずだった子孫を絶つ権利は、自分には無いと思うようになりました。

自分は男として生きていく決意をしました。
もちろんそれは、自分が望む形の人生ではありません。

ただ、過去にも日記で書いていましたが、女性になる事はできないのです。
男性を捨て、薬で人工的に女性的になる事はできても、女性に変わる事はできないのです。


このブログは今回の記事で最後にしようと思います。
女性ホルモンをこれから始めようという方、始めたばかりの方で、もしこのブログを読む事があれば、一度自身と照らし合わせて見てください。
私はこのブログを自分の過去の過ちでもあり成長の過程として残しておく事にします。

最後に
今まで、このブログを通じて色んな方々に心の支えになっていただいた事、本当に心から感謝しています。
また、長い期間更新もしていなかった事で多大なご心配をおかけした事、心からお詫びいたします。