コンケーブ感とNEWタイヤの引っ張り感。 | M-techno エムテクノ

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今日は SSL 6 20×8.5J+38 と NEWホイール 20×8.5J+44 の逆反り感、コンケーブについてと、最近発売となった NITTO NT555 G2 についてのお話しです。

これは SSL 6 と生産終了となった NITTO NT555 のペア。スポークはリム側から、センターキャップに向かってストレートに伸び、一定の位置から急に逆反っていきます。SSL 6 はこのようなテイストのコンケーブ。そしてタイヤですが、いわゆる引っ張りタイヤです。これはタイヤのリムガードの形状によっても左右されますが、M.T.S. Japan ホイールは、リム厚を他社よりも「ぶ厚く」設計しているから得られる効果なのです。他社の同サイズに同じタイヤを組んでもこうはなりません。


次に NEW ホイールと NITTO NT555 G2 のペア。まずはタイヤから。先と同サイズですが、明らかにサイドウォールの形状が変わっています。特にリムガード。SSL 6 と NEW ホイールの幅とリム厚は完全に同じ。ですが、引っ張り感が減少。これはタイヤの形状によって減少したことになります。他社ホイールではもっと引っ張り感がショボくなります。次にコンケーブ感について。スポークはリム側から一旦立ち上がり、センターキャップに向かって一気に逆反っていきます。インセット数値だけで考えると、+38 と +44 での逆反り感は +38の方が強いはず。
では、なぜ +44 の方が強く見えるのか!?
それはインセットを 6mm入れて、スポークを SSL 6 よりも 6.5mm 出した効果。タイヤも 6mm ボディへ入り、特にネガティブキャンバーの付かないリアには有効で一石二鳥。