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田間神社を出ていよいよ現場に向かう。神社から500メートルほど行って、右手方向、県道124号に入る。
この道はそのまま走れば九十九里の海岸近くまで行ける。地図上で斜めに走っていてわかりやすく、外房に行ったときは、ここを目印にする。

距離にして4キロほどで目指す下武射田地区となる。ただ、ここら辺は田園地帯で目標になるようなものがない。かろうじてあのソニーの工場がある。武射田地区はソニー工場を過ぎて県道の左手一帯が「上武射田」、右手が「下武射田」となる。

一応、右手方向で適当なところのわき道を入った。通行人でもいたら道を訊きたいのだが、農家が続くが人通りはない。

きょろきょろあたりを見回しながら走ったのだが、それらしい雰囲気がない。修復の工事のダンプや泥で汚れた道があるのではないかと思っていたのだが、そういうものは見えない。

やがて川の堤防まで行き着いてしまった。これは行き過ぎである。下武射田はこの川が南限なのだ。
地図を見直すと県道の左手にも下武射田の一部がある。もどって今度は県道の反対側に行く。

「ない」、さらに奥に行くとおじさんがいた、すかさず聞き取り。

貯水池を見に行く、というと新聞で知っているという、「調べに行くんですか?」と訊いてくるので、やじうまです、とも言えず、「ええ、ちょっと地形調査の会社なんで」とでまかせを言う、「ここは上武射田で・・・」と道を教えてくれた。ただ、自分は行ってないので大体のことしかわからないと言う、お礼を言って戻る方向に走る。

やはり始めに行った方でよかったのだが、入ったわき道が1~2本ずれてた。

その後2回、人に聞いてたどりついた。さすがにみんな事件を知っていた。テレビも来た、というようなことを言っていた。

新聞記事どおり、たしかに住宅団地の一角で、隣接して企業の工業団地が大きな棟をいくつか並べているようなところだった。

立ち入り禁止の立て札があって、貯水池の施設そばに関係者らしい二人の人間がいるだけだった。やじうまは自分だけだ。

立ち入り禁止の中に入って観察。

貯水池は一辺20メートルくらいだろうか、見ると全部が持ち上がったのではなく、ほぼ正方形の平面形の東面がもちあがっている。西側にはポンプ室らしい施設の小屋があって、そっちの方はそのままだ。

持ち上がった部分を見ると、乾いて色が変わっている泥の部分がもとの地中の部分であろう、よくわかる。地上部分はもとは数十センチほどだったろう。

そばに行くと、持ち上がって地上に出てしまったコンクリートの部分は、人の胸の高さくらいまである。壁になっている。

この力がどこから来たかと考えるとやっぱりすごいだろう。ただ、どこも壊れたようなところがないのでショックは少ないかも知れんが。

壁は自分より背が高く、こちらからでは水面をのぞくことができない。

・・・つづく

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