





東本願寺からは七条通りを西進して山陰本線が見えて来て壬生通りに右折。そのさき信号を左折して山陰本線につきあたって少し上がれば島原住吉神社。
かなりの小社。由来は、「島原中堂寺町の住吉屋太兵衛の自宅で祀っていた住吉大明神が、霊験あらたかで良縁の御利益があり、参詣者が多くあり、享保17年(1732)祭神を島原の西北に遷座し建立した。」という。島原地域の鎮守社であった。
ただ、明治の廃仏毀釈で廃され、明治36年に稲荷神社として再興。島原住吉神社となったのは平成13年という。
社地はかつては広かったらしいが現在は家一軒も建たないほど。境内社に幸(さいわい)神社がある。
神社前には石標があり説明がよくなされているが、島原の保存会があって尽力しているようだ。歌が添えられている。
★住吉の 松の常盤に春はなほ 色香あらそふ神垣の梅 富士谷成章・・・とある。
一帯にはこの冨士谷成章の歌がいくつかの石標にある。西門跡の石標には
★花の色は いひこそ知らね 咲きみちて 山寺遠く 向う春風
幸神社の石標には
★曇りなく 神の光も やはらぎて ちりづか山に 交る瑞垣
地域の人たちの熱心な気持ちも文化財クラスと言える。