イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

◎法金剛院http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E9%87%91%E5%89%9B%E9%99%A2

妙心寺門前から下がる道がある。道なりに新丸太町通りを数百メートル西進すれば右手に法金剛院だ。

花園の駅にも近いのだが、古刹ではあっても寺域はずいぶん削られてしまったようだ。

由緒は古い。右大臣清原夏野(きよはらなつの)の山荘を死後双丘寺(そうきゅうじ)としたのが始まりで、天安2年(858)に文徳(もんとく)天皇が伽藍を建てて天安寺(てんあんじ)とした。

しかしその後は衰微していたのを、大治5年(1130)、鳥羽上皇の中宮で後白河そして崇徳天皇の生母、あの美人にして聡明を謳われ、西行法師というと名が出る待賢門院(たいけんもんいん)が復興し法金剛院となったという。

今に蓮の寺と言われるそうだが美人がかかわるに相応しい。待賢門院は当寺に葬られている。

拝観料400円。入ると右手に庭園が控えている。思うのだが、宗教者と言われる人たちでも緑でいやされるのだろうと思う。訪問者は自分のためにあるように思ってしまうが、それもないとは言えないが第一には修行者のためではないのかなあ、わからんが。

ただ、キリスト教にはそういうことがないよね、これは日本が誇っていいのではないだろうか。

木造阿弥陀如来坐像がある。坐高2.2メートルの大作で、仏師院覚の作と推定されているもの。その他、厨子入木造十一面観音坐像 - 元応元年(1319)仏師院吉らの作。四臂(手が4本)で坐像の十一面観音、木造地蔵菩薩立像、木造僧形文殊坐像、いずれも平安後期の作。 当然撮影禁止。

庭に出て「青女の滝」を見る。今は水はない(写真3枚目)。ただ、池はある。季節をはずしているので蓮や紫陽花も咲いてない。

待賢門院堀河とある歌碑が池の傍に立っている(写真4枚目)。

★「ながからむ 心もしらず 黒髪の みだれて今朝は 物をこそ思へ」

あとで調べたら百人一首の歌だ。堀河とは待賢門院に仕えて出家にも従った人。歌は固い石に刻まれてはいても女性らしい生々しさ、息吹きを感じてしまう。


そこでおそれおほくも一首。

★岩の滝 花もまだ見ぬ 池のはた かげと見ゆるや 髪のみだれる