





泉涌寺や塔頭を見学して、さあ次に行こうかとバイクをスタートさせたが、急ブレーキ。門前にお店が。総門を出てすぐの左側。店名は「わくわく」、なるほど泉涌寺の「泉が涌(わ)く」から来ているんだね。
しかもワゴンセールだ。なにをかくそう、ワシはワゴンセール大好きなのだ。ちらっと見た限りではかわいらしい陶器が並んでいる。これは見る必要がありそう。
ざっと見た感じ値段は千円以下。清水焼とかで千円以下なんて有り得ないだろう。なるほどキズモノだとことわり書きがある。で、その陶器類をよく見たがどこが傷かわからん。いいんじゃないの。
ちなみに店内のキズモノでないのを見たが、最低価格で3千円から5千円くらい。再びワゴンの中を見ると、カタチや模様が1個だけしかない茶碗がある。値段は800円。決めた。参考に店内でキズモノでない似た茶碗を見ると3700円というのがある。傷があるだけで3700円が800円にいいいいっ!
これ下さいっ。だが店内には店員らしい姿はない。2回ほど呼びかけるとやっと女性が出てきた。いいねえ、このマ(間)。おっとりとしていて、コオジャナクテハネ、京都、泉涌寺門前にあってはね。
その女性に茶碗を示すと、申し訳なさそうに「きずがあるんですよ」と、どこか売り渋る様子。いいねえ、よすぎるよ。ますます気に入ってしまう。聞くとその茶碗にはチャント傷のところに印が貼ってあって、たしかにふちに3ミリほどのわずかなさけめが入っている。しかし使う分には支障はない。即、買い!。
帰ってからよく見ると茶碗の底には「俊山」と銘が入っている。銘が入ってるものなんかワシのところには他にない。人に言うときには「これで5千円だよ」と言うことにする。